LO-01 使い倒しシリーズ 第4回  

  ターゲット アナゴ 船宿 金沢漁港:忠彦丸
  釣行日 2005/05/29 釣り場 木更津沖

釣り上がったたアナゴ。仕掛けは釣鐘型オモリ1本針の標準スタイル。
 LO-01の最も得意とする釣りはシロギスですが、それと同じくらいに向いている釣りが、今回の夜アナゴ。 オモリをコトコトと小搗く操作は、25号オモリを自在にコントロールできる穂先が必須。バシコン合わせでアナゴの顎に針を貫通させるには、穂持ちのパワーが必要。また、時には食い上げもある千差万別のアナゴのアタリをキャッチするためには、トータルでの感度が要求される、と、まさにLO-01のためにあるような釣りです(^^)。

 とはいっても、アナゴ竿はどのメーカーでもそれほど高級なブランクや仕上げの竿はだしていなく、3000円〜5000円のリーズナブルな竿を専用竿として売り出しています。これは、 両手で小搗く釣り方が主流なので2本同じ竿を揃える必要があるのと、どうしもて扱いが乱暴にされるので、あまり高価な竿はもったいない^^;という理由があると思います。
25号を下げたときのLO-01の曲がり。操作性は抜群に良いです。アナゴには正直いってオーバースペック^^;。
 私もいつものアナゴ釣りなら、1.5mの短竿を両手の釣りなのですが、今日はLO-01アナゴステージということで手持ち1本竿の釣り。他に投げて置き竿に1本出しました。

 船宿は金沢八景、金沢漁港の忠彦丸。支度しているとどこかで見覚えのある人が...カブさんでした^^。以前に取材先でバッタリとお会いしたことがあったので挨拶。今日はプライベート釣行だそうです。
アナゴ釣りにも抜群のパフォーマンスを発揮するLO-01。 バケツに新聞紙を敷いて水を入れないのが忠彦丸流。

 出船は17:30。東京湾を横断して木更津沖の15mダチへ。 北東の風が強くて、コンディションはいまいち、しかし夕闇があたりを覆う頃から、アタリがぽつぽつと出てきました。

 私の竿にもかすかな違和感、バシコーンと合わせるとググッと針ガカリ。感触はかなりの良さだったんだけど、こいつはサメ^^;でした。

 次いでコツッと引っかかるようなアタリ。合わせもバッチリ決まって本命のアナゴゲット。型は40cm程の中太サイズでした。

 アタリが遠くなると、船長は船をまわしたり、アンカーロープを伸ばしたり。そのたびに食いは立って、バケツの中は徐々にアナゴが増えていきました。

帰港した忠彦丸の夜アナゴ船

 この日は釣り人は8人、さらに中乗りをしている船長も竿を出して、釣果は4/6/7/8/8/9/10/10/11本。アナゴでは珍しく(?)混戦模様の平均した釣果になりました。ちなみに私は9本。

 釣ったアナゴは船上で捌いてくれて、ビニール袋に入れてくれるので。クーラーは持っていかなくても大丈夫。あとは帰って塩水で内臓の残りを洗ってやれば、下ごしらえは簡単に終了。

 この日の仕掛はシンプルな吊り鐘オモリ25号に針は1本。発光体は余っていたケミホタルの25mmでしたが、普通は37mmを使います。餌はアオイソメの縫い刺し。

   
開いたアナゴは塩水で洗って、身は白焼きで山葵醤油、骨は素揚げにするのが私が一番好きな食べ方。これを食べられるのはツリオヤジならではです(^^)。
  アナゴ釣りも腕の差がかーなり出ます。25号のオモリを自在にコントロールし、様々なアタリをとって、鋭く合わせて顎に針を刺す、この一連の操作でLO-01はとても使いよかったです。まあでも、同じ竿を2本揃えるアナゴで、この竿を2つ持ってくのはちょっとエクスペンシブ過ぎますけどね^^;;。

 さて、後日、釣り友から連絡がありました。同じ日に別船からアナゴ船に乗って、船でダントツの釣果で29本釣ったぞと自慢されました^^;;。釣る人は釣るんだよね、アナゴは…。

  今年はアナゴの湧きはまずまずのようです。私はアナゴは年に一、二度の釣りなんですが、近いうちにもう一度いこうかな。

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