LO-01 使い倒しシリーズ 第11回  

  ターゲット マルイカ 船宿 小網代・やまはち丸
  釣行日 2005/08/17 釣り場 城ヶ島沖

 
小型の夏マルイカ。LO-01での初イカさんです。
 今回はLO-01では初めてのイカ釣り。釣りの対象になるイカの種類は多いのですが、アオリイカ、スミイカはこのロッドのターゲットになるでしょう。スルメイカ、ヤリイカはオモリを100-150号を使用するため、さすがにキス竿ではきついです。マルイカは冬場から春先の深場では80-120号を使いますが、初夏から盛夏の浅場では60号前後とオモリが軽くなるので、LO-01の守備範囲に変わります。

 昨年の好調で、マルイカはちょっとしたブームになっています。各メーカーからは新製品のスッテが続々と発売されました。私はといえば、マルイカはひさしぶり。約1年半ぶりに乗ったマルイカ船上は、タックルも変化を見せていて、いわゆるライトタックルロッドが主役。

 オモリは60号。スッテは7cmか5cmのサイズを5〜7本、水深は30-40mというところです。

 浅場のマルイカ釣り用ロッドに求められる要件は、小型マルイカの微妙な乗りをキャッチできる感度と、スッテを思いとおりに動かせる操作性の2点に尽きます。さて、LO-01に60号というややオーバーウェイト気味に思われるオモリを浸かった場合にどうなるか?

60号をしょわせたLO-01の曲がり。元継にわずかに負荷が掛かる状態ですが、ここからまだ余裕があります。
 投入器にスッテをセットして、合図と共に投入はスルメやヤリイカと変わりません。扱いやすいようにキーパーは使いますが、竿は手持ちが基本。スッテをゆっくりと動かして、止めて、イカを誘うのですが、この誘いとスッテの配色で釣果に差がでます。

 やまはち丸は、ここのところの好調さかお客さんが多く2隻だし。私は2隻めの仕立の大型船で、操船は出口訓船長。片舷5人とゆったりとした釣り座でした。

 開始から船ではぽつぽつ乗るのだけど、乗せる人は偏ってます。わたしの仕掛けには触ってくれない。大苦戦の午前中でした。

出船前のやまはち丸。シーボニアの脇から出船です。
 さて、LO-01に60号オモリはちょっとキツイかな?と思ったのですが、実際に使ってみると十分いけます。やや胴に掛かった状態で曲がり、シングルハンドでの誘いもらくらくです。オモリを底に付けて中オモリを揺らすタタキの操作もしやすいです。
 
この日に乗ったパターン。午前中は最新スッテの組み合わせだったけど誘いが合わずに全部交換^^:
 マルイカが乗ったときは、身切れしないようにゆっくり巻いて、良型の引き込みはリールを巻く手を止めて竿で溜めるというのが取り込みのパターン。この日は小型ばかりでしたが、竿はイカの引きに対して従順な曲がりを見せてくれて問題なし。

沖上がりまで元気に泳ぐマルイカ。御機嫌ななめなイカは赤いです。
 ということで、LO-01は無難に仕事をしてくれましたが、釣果は終わってみれば4杯といまいち^^:。これは私がへたっぴ。トップは15杯。この日は誘い方、スッテの選択と、すべてが 駄目で修正をかけることができませんでした。イカオヤジとしては反省が多い日でした。

 マルイカの微妙なタッチを感知してくれる竿の感度については、60号をしょわせたLO-01は十分に機能してくれました。40号を使えれば、誘いも楽になりさらに良いパフォーマンスを発揮してくれるんじゃないかなと思います。

 でも釣果には納得できないんでもう一度くらい行きたいのだけど、そろそろマルイカも終わり。また来年かな…?

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