番外編 ウルトラライトなEFシリーズでキビレを掛けてみたら
ターゲット | キビレ | 船宿 | 竹岡・鏡屋 | ||
釣行日 | 2005/10/01 | 釣り場 | 観音崎沖 |
ん?と思わず手にしたのは旧世代のアオリ竿のようなライトなロッドでした。 |
「いいさん、この竿どうです?」とFリチャーズの鈴木さんに田渡されたのは、1.3mほどのワンピースロッド。まるで一昔のアオリ竿(笑)のようなデザインの竿。 「特注で作ってみたんですよ、感想を聞かせてください」とのことでした。
スペックをみると、F3.5 461UL2-Aとなっています。デザインはサムライグリップがカッコいい「零弐」。F3.5 461UL2-Aの、Fは先調子、3.5は、6.5 : 3.5 の曲がりバランス、46は4.6feetだから130cmかな、1はワンピース、UL2はウルトラライトアクションで、EFシリーズの中では管釣用ロッドのようなぺなぺな竿を除いてはもっとも柔らかいアクションです。
ちょとさわった感じでは、やはり一昔前のアオリ竿。「アオリに使えそうですね、でもこの長さのアオリ竿はもう時代遅れなんで、餌木スミイカがベストかなぁ…。アナゴにはもうちょっと硬い方がいいと思います。今日のシャクリダイにはけっこう向いていると思いますよ。」なーんて話をしながらとりあえず船に持ち込むことにしました。
マダイもつれた、キビレも好調だってんで、もう釣果は十分。では、F3.5 461UL2-Aを使ってみよう、ということで私が竿を出しました。
ウルトラライトロッドでのやりとりは思わず頬がほころんじゃいます^^; |
次いで、魚の引きが襲ってきます。ハリスは4号、ドラグはきつめに締めて、糸はぎりぎりまで出さない。竿で凌ぐ作戦でした。相手はキロ半はゆうにあるキビレ、引きはかなり強いです。それを1.3mの短い竿で耐える、耐える…竿がバットのところから曲げられて楽しい楽しい(^^)。
あまりに竿が絞られるんで、隣でタモを構える船長が「てえか?」と聞いてきたくらいです^^;。腕のしなりと竿のしなりの協力で、徐々に魚を浮かせてきました。
タモに収まったキビレは本日の最大サイズ、1.9kgの綺麗な♀でした。F3.5 461UL2-Aのポテンシャルの確認には十分な相手。F3.5 461UL2-Aは、汎用性という点では、F3.5 602 L4-A には劣るものの、かなり面白いロッドでした(^^)。
〜おしまい