F3.5 652 L/P-A 零弐 使い倒しシリーズ 第2回  

  ターゲット マダイ,キビレ 船宿 竹岡・鏡屋
  釣行日 2005/10/01 釣り場 観音崎沖
 

じゃーん(^^)。いきなり登場の3.2lg、コラボレーションで釣り上げた!?


 今回は、Fリチャーズさんの親睦釣行です(^^)。鈴木さん、山下くんと私の3名で、マダイのシャクリ船を仕立ました。船宿は竹岡の鏡屋さん。このところ珍しくキビレが混じってるということなんで楽しみ。ついでに^^:つり丸の取材にもしてしまいましたわ^^;。
 
活きエビはたっぷり。生簀からこんくらいずつバケツに移してみんなで使います。

 竹岡シャクリといえば、手バネ竿が標準のスタイル。船長は2本の手バネを器用に操って釣ります。普段なら私もここでは手バネで釣るんだけど、今日はFリチャーズさんとの親睦釣行であるんで、とうぜんリール竿でトライです。

 竿は2005年秋の新作、F3.5 652 LPの零弐、リールは買ったばっかのokuma Vs200の初おろし。さて、活躍してくれっかな?(^^)てな思いの出船でした。

山下くん、良型のキビレゲットでホッとした表情。

  ラインはPEの2号を100m。水面からの棚取りは、PEのメーターマークで行うので、使い古して色褪せたPEは使いにくいので注意。

 中オモリは8号で、これは決まりみたいなもんです。ハリスは10mの長さに合わせます。5号を6m出して、そこに小型のサルカンを結び、さらに4号を4m出します。途中に小型サルカンを入れるだけで、ハリスのヨレがけっこう取れます。

 で、豆テンヤは2号。秋の小鯛の時期なら1.5号も良いです。船宿テンヤがブランコ式でした。

沖上がりまで活かしておいたキビレをたらいに上げたところ。良型揃いです。
 船は西へ進路をとって観音崎沖へ。根ハジと呼ばれる場所で、水深は25ヒロ(40m)。まずは、底すれすれを狙って、道糸を30m出すことにしました。ハリスが10mあるんで、水深とテンヤまでの糸の長さが同じです。実際には、潮が寄れていたりするので、テンヤは底から浮いていることになります。  しょっぱなの流しから船長にアタリ。さっそく顔を出したのは良型のキビレでした。

 次いで私の竿にアタリ。ばしこーん!と合わせたら、良い手ごたえ(^^)。リールを巻いて締め上げて、竿の弾力で浮かします。けっこうな重量感で、これもキビレかな?2キロくらいの。

 念のため、追い合わせをくれてから、山下くんに竿を渡しました。山下くんは今回がエビタイ初挑戦。魚とのやりとりのトレーニングをしてもらうのが目的でした。

何度も糸を引っ張り出しながら上がってきた3.2kgのマダイ。これで零弐に根性が入りました(^^)。
 ドラグは4号に合わせて調整済、VS200からはいい感じで糸が引き出されます。 底から浮かせると、ギュッと突っ込んで糸がでる、また浮かせるとまた戻る。キビレってこんなに引きが強かったかな…??^^;;;

 中層になるまで何度も突っ込みます。こりゃキビレじゃないぞ。中オモリが見えてきて、糸をたぐると白い影が赤みを帯びてきました、てえだ!(^^)

  これがまた3.2kgの良型でした。いきなりてえが釣れちゃったおう^^;。掛けたの私で釣り上げたのは山下くんという、コラボレーションマダイでした^^。

 しかし、この竿のパワーを読み違えていました。これまで使っていたLO-01だと、最初の引きは1キロ半クラスのマダイだという予想でした。実際には零弐はパワーがあるので、魚は引きよりも小さく感じてしまいました。この竿であれば、4キロ、5キロのマダイでも余裕でやりとりできるでしょう(LO-01だと竿を伸されて時間が掛かる)。

良型揃いのキビレ。存分にライトタックルでの引きを楽しませてくれました。東京湾でこれだけまとまってキビレが釣れることはレアケースです。
 その後は好調にキビレが食ってきました。型もよくて、ほとんどがキロオーバー。最大で1.9kgありました。

 潮とまりの直前に、私に良いアタリが到来。今度はマダイです、しかも最初のよりでかい!合わせもしっかりくれて、ここは慎重に。2度、底に戻らせて、3度目に浮かせようとしたところ、フッと例のいや〜な感触;_;。針から外れてしまった…。あちゃ〜........(涙)

 上げ潮が効き始めるとまた食い始め、私は5枚を釣って竿を仕舞いました。

 最後の流しがドラマティックな展開。これまでキビレの型をみていなかった、鈴木さん、山下くんの2人に同時ヒット!これはびっくりした。まるで作ったような展開だ^^;。ウソのようだけどホントの話。最後の最後で全員が型をみて、終わり良ければすべて良し!

でっぷりとした真子。クロダイだとこれが白子のケースが多いです。
 結局、船ではマダイ2枚、キビレ11枚と大漁。型が良いんで、クーラーに入りきれなくて、トロ箱をもらっていれるというひさびさにお下品な釣果になりました^^;。

 キビレは産卵で群れている模様です。腹の中から、成熟した真子がでてきました。クロダイはこんくらいのサイズになると♂ばっかりなんですが、キビレは♀の方が多かったです。同じような魚なのに不思議なもんです。

 詳しい模様はつり丸でレポートしますので、11月1日号を御覧ください。

 

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