LO-01 使い倒しシリーズ 第16回
ターゲット | スミイカ | 船宿 | 鴨居・きよし丸 | ||
釣行日 | 2005/11/05 | 釣り場 | 下洲〜大貫沖 |
この日は全部餌木の釣果。LO-01以外に、AlphaTackleの海人餌木シャクリ300も使用しました。 型も150g〜350gと初期にしてはまずまず。 |
餌木スミイカが始まったのは7年ほど前と比較的新しい釣りです。特に昨年は初期の浅場でスミイカの湧きが良かったことと、サバフグが多かったことが重なって、餌木スミイカ専門乗合が増えてさながらブームの様相を呈していました。
昔からスミイカはシャコを縛ったテンヤをしゃくって誘う釣りです。テンヤ釣りではウルトラ先調子の竿が必要で、LO-01は向いていないです。しかし、餌木スミイカとなると、7:3調子で軽くて粘りのあるLO-01はぴったり。
中オモリは10号、これにハリス4号を3mつけて、餌木は3号を使います。中オモリを底につけたらハリス分棚を切って、シャクリ開始。これが基本の釣り方です。
小田船長も操船の傍ら竿を出してスミイカゲット。 |
7:15に出船して、まずは大貫沖へ。ここでは空振り、すぐに下洲(第二海堡の南側)27mラインへ。ここれぽつぽつと乗り始めました。
しゃくりあげたLO-01がギューッと絞られます。まだ初期なので300gほどですが、それでも重量感はさすがスミイカ。LO-01は胴から綺麗にカーヴを描いています。
スカリの中のスミイカ。丁寧に扱えばスミは吐かれません。 |
その後も、散発ながらスミイカの乗りが続いて9時までに4杯を乗せて、釣果は十分。
潮が緩くなって乗りが遠くなると、船長は探索開始。大貫沖の超浅場7mダチへ。ここは初期から大型スミイカが出る場所。期待が高まるけど、空振り。そして金谷寄りの深場も探索、しかしここも駄目。上げ潮に期待して、下洲へ戻りました。
もちろんシャコも用意されています。 |
上げ潮が利き始め、スミイカの乗りは復活。竿先にふわふわというアタリがきて、そのまま竿をしゃくるとズシン!。午後は好調に数が伸びていきました。
終わってみれば釣果は11杯。竿頭だったので、HPのコメントを拝借しましょう^^;;。名前が間違ってるのはご愛嬌。
月日 | 釣り物 | 大きさ | 数 | 釣り場 | 深さ |
11月5日 |
スミイカ | 100〜300g | 3〜11杯 | 下州沖中心 | 20〜30m |
コメント |
今日も超〜ナギ、大貫〜下州沖で大貫沖では浅場から深めまでやってみましたが型見ずでした、結局下州沖だけの結果です。今日はエギが1番でした、竿頭は横浜の伊井洋泰様。 明日も出船の予定です。 |
いつかこの船が釣り人で押すな押すなの大騒ぎ状態になって欲しい…^^;;;; 求む、判官贔屓なツリオヤジ! |
さて、今シーズンの東京湾スミイカ釣況ですが、初期の中ノ瀬まわりでは昨年、一昨年のような数がでていません。猿島まわりでも同様。これは、一番イカと呼ばれる子イカがなんらかの原因で育たなかったのではないかというのが船長の予想。しかし、それでも例年並の数はでているし、二番イカが釣れはじめる大貫や鴨居沖にいたっては昨年よりも良いスタートとのことです。
ここ数年のバブルスミイカに慣れてしまった釣り人には、今年の釣況はものたりないのかもしれません。しかし、スミイカはトップがツ抜けするくらいが普通なんです。スソはボーズであることも珍しくない釣りです。
スミイカの場合、クーラーや氷は使わずに、このようにバケツにダイレクトに入れて持ち帰ります。これで身が硬くなることと、濁ることを防ぐわけです。 |
今年は本来のスミイカ釣りの年のようです。スミイカの面白さを知るには、良いチャンスだと思うので、釣果の多少には惑わされずに、スミイカとの勝負をしにいってみてはいかがでしょう?
で、今回は餌木シャクリでしたが、次回はイカが深みに落ちて大型化する頃なので、今度はテンヤでしゃくりまくりる予定です(^^)。