F3.5 652 L/P-A 零弐 使い倒しシリーズ 第4回  

  ターゲット イサキ 船宿 勝浦川津・鈴丸
  釣行日 2005/11/13 釣り場 川津沖

型揃いのイサキ。船の上で写真撮り忘れたんで、駐車場の草むらで^^;
  房総半島はイサキの宝庫と言ってもいいかもしれない、そのくらい魚影が濃いです。イサキの北限といわれる大原から、南は洲崎までの間は、どこのポイントを選んでもイサキが多いです。そんなイサキのメジャーポイントの中で一際目立つのはなんといっても勝浦でしょう。特に川津の鈴丸はほぼ周年イサキを追う、いわばイサキのスペシャリスト。ホームの川津沖から、真潮根、海中公園沖と、広いポイントがあることも特徴です。

 F3.5 652 L/P-Aの操作性を生かして、良型イサキの数釣りが今回の狙いです。

 

 
  アミコマセに、コマセカゴはサニービスのFLサイズ。攻める棚は17〜28m。
早朝、出船前の鈴丸。大型船です。    

 イサキは海面からの棚取り。指示棚が20mだったら、まずビシを25mまで落とします、そのままコマセを振らずに23mまで巻き上げます。ここからコマセを降りはじめて、指示棚の20mにあわせて、魚信を待つのが基本的な釣り方。もちろん、活性によってビシの落とし方やコマセの振り方を変えることが釣果アップにもなります。

海水循環パイプで給水して元気なイサキ達

 この日は取材だったので、しばらくは画撮りのために様子見。しかし、ポイントに着いての1投めから、良型イサキがバンバン食ってきた。それも30cm級がダブル、トリプル。

 こりゃ辛抱たまらんてんで、船を流し替えたときに、私もバトルに参戦。イサキのアタリがキュキューンとやってきて、足元のバケツはみるみるうちに埋まっていきます。混じりはアジ。

 F3.5 652 L/P-Aは、3点掛けをしても、パワフルに魚をリフティングしてくれます。この竿、60号が最適負荷かなと思ってずっと使ってたんだけど、使い慣れてくるとパワーが余っているような気がします。80号〜100号までいけるんじゃないかん、ヤリイカに使ってもそれなりのパフォーマンスを出してくれるような気がしてきました。
 

鈴丸の下船風景
 沖上がりの時間までぽつぽつと食いは続き、頭は48尾。あ、そうそう。勝浦沖では近年になっていろいろなリミットを設けて資源保護に勤めています。
 @ 8月〜10月は禁漁期間
 A コマセビシはサニービシのFL60号
 B 匹数制限 50尾
 C 午後船でのコマセ釣り禁止
ひところ、海中公園沖ではイサキがほとんど釣れなくなった時期もありましたが、今は上のような自分で決めたルールを守って、継続的に釣りのターゲットとして成立するとうにしています。とはいっても、ぜんぜんシビアなリミテーションではないと思いますよね、釣り人にとっては。


オリジナル仕掛。イカ短用に作られています。

さて、私の釣果は25尾。これにアジも混じってクーラーは一杯。鈴丸では沖上がり後に、宿で昼ごはんを振舞ってくれますが、これがまた豪華で美味しい。リピーターが多いことも納得。 そんなこんなで、川津沖のイサキ釣りをたっぷりと堪能して帰途に着きました。

 F3.5 652 L/P-Aのイサキ釣りパフォーマンスはすでに確認済ではありましたが、良型のダブル、トリプルに対しても余裕のバットパワーがありました。もうちょっと負荷を掛けて、シビアな釣りに使ってみたいけど、さて…ターゲットはどうしよう。  

 この日の模様の詳しくは、つり丸の12/15号でレポートしますので、そちらも読んでもらえると嬉しいです(^^)。

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