LO-01 使い倒しシリーズ 第17回  

  ターゲット アイナメ 船宿 飯岡・太幸丸
  釣行日 2005/11/27 釣り場 飯岡沖 エビ根


最大で38cmの4歳魚。ほとんどが3,4崔魚で、この日は型揃いの大漁でした。

 これまでいろいろな釣りにLO-01を使ってきたけど、まだ使ってない釣りの中でもっとも使いたかったのがこの釣り、アイナメです。

 アイナメのメジャーポイントは大きく分けて2つ。ひとつは東京湾、もうひとつは外房の飯岡沖です。東京湾の方はひところの魚影ななくなって、看板を下ろす船宿も多くなってしまい、続けている船はごく僅か。

 対してエビ根という好ポイントを有する飯岡は、現在でもアイナメ乗合がさかんに出船しています。東京湾と飯岡沖では、仕掛も釣り方も違い、竿に求められる要件も異なってきます。

 飯岡のアイナメ釣りでも求められるのは、15号のオモリで底すれすれにトレースを行い、根に引っかかった瞬間を察知して根ガカリを避けること。そして、どこのアイナメ釣りでも共通しているのは、良型アイナメの強く、そして心地よい引きを楽しめることになります(^^)

夜明けと共に出船、第一太幸丸
 お邪魔した船宿は、飯岡の太幸丸さん。前日には勝山で午後アオリやってたのでそれから移動して23時頃に到着。船宿の鍵はかかっていないので、中に入れてもらって雑魚寝で朝を迎えました。しかし、同じ千葉とはいえ、勝山と飯岡はかなり距離があった、千葉県あなどりがたし^^;。

 朝になると続々釣り人がやってきます。おかみさんと船長もきて、宿は活気があるんだけど、釣り人はみんなハナダイ船にいってしまう^^;。アイナメ船は2人のみと閑古鳥がないてしまいました。どっちも好調に釣れているんだけど、アイナメは人気ない…なんてはずはないんだけど、太幸丸はどうしてもハナダイ客がメインになっているようです。他の釣りモノはどれも空いているとのこと。これならアイナメは狙い目だ。

 実川四郎船長の一号船で出船。「場所は近いから」と他の船が出払ってからゆっくりと出船。で、すぐにポイントに到着。

これは25cm級と小型。

 水深は8mほど、最初の流しは本命でない。代わりにドンコ。すぐ移動、次の流しではサメ、またすぐ移動。と、船長はアイナメが口を使う根をまず探します。

 2流し目でミヨシで本命の引き、竿先がゴンゴンゴンと叩かれています。25cmくらいの本命、続いては40cm近い良型と、ミヨシ絶好調。

 「写真とってないで、釣んなよお(笑)」との言葉を待つまでもなく、私も仕掛投入、こんときは早く釣りたかった^^;;。底を取ってオモリがそこすれすれをキープする位置でアタリを待ちます。まめに棚を取り直して、根ガカリしないようにしながら底をキープ、ときをりゆっくり誘いを入れて餌をみせてやると、ゴゴッ、ときたきたー(^^)。

 アイナメは即合わせは禁物、0.5秒間を置いて、生態反応を確認してから軽く合わせてリーリング。ゴンゴンゴンッという引きが楽しい楽しい。えいやと抜き挙げたのは28cmの本日レギュラーサイズ。



 
15号のナツメオモリとイワイソメ。針は丸セイゴの14号とがまかつ深海針の14号を使いました。   アイナメと言えば、餌はこれ。岩イソメです。2パックあれば足りるでしょう。

クーラーが一杯。こんなに釣っちゃっていいのかしらん^^:という日でした。

 アタリは好調に続いて、バケツの中はどんどんアイナメで馬っていきます。とにかく、型が良いのが嬉しい、日によって、場所によってはデキと呼ばれる15cmほどの当歳魚が混じるんですが、この日はそれが無し、キープサイズオンリー。実川船長のポイント選択技のおかげでしょう。

 LO-01はアイナメの引きへの対応で大忙し。30cmオーバーのアイナメだと、その重量とも相まって竿は満月状態でゴツンゴツンと曲がってくれます。そして、どんなに引っ張られても、LO-01はその安定感をくずしません、魚の引きを最大限に楽しませてくれますいやぁ、楽しいなー。

 水面にきたらアイナメはそのまま竿の弾力でごぼう抜き。このとき、華奢な竿だと折れることがありますが、LO-01は38cmのぶっこ抜きでも大丈夫^^ 。

  そんなこんなで、私の釣果は19尾。竿頭は26尾で、みんな大漁ほくほくでした。詳しい状況はつり丸1/1号で紹介します。

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