LO-01 使い倒しシリーズ 第18回  

  ターゲット アオリイカ 船宿 金沢八景・野毛屋
  釣行日 2005/11/30 釣り場 鴨居沖、大貫沖


LO-01の初アオリは600g級。これ以外は長竿アオリ専用竿を使いました。これがこの竿で最初で最後のアオリになるかなー??
 アオリイカについては、こっちのページで紹介している通り、2004年シーズンから長竿釣法のブレイクが始まっています。アオリ長竿釣法の専用竿もTERUさんところから発売されて、LO-01でアオリを狙う機会は無い、といったところです。

 それでも1杯くらいはLO-01で釣っておこう^^;、とでかけたのが30日。午後から用事があったので朝からお暇をいただいての釣行を決めました。

 船宿はいつもの野毛屋さん。今日は釣り人8人だけなんで、勇治船長も竿を出します。聞くと「釣りすんの10日ぶりだよ」とのこと。

 で、鴨居沖から開始。船中1杯めは勇治船長。他の人にもぽつぽつ乗ったけど、序盤は勇治船長(もちろん胴の間どまん中)がぽんぽんぽーんと3つ上げて独走態勢^^;;。「お客に釣らせないとだめじゃーん!(笑)」と文句いったら「みんな遠慮しすぎだから俺の竿に乗るんだよ」。でも、その後は勇治船長が遠慮してくれたのか、まわりの人に乗り始めました。

見て、この曲がり具合。長竿釣法の元祖の技で、この日は序盤から竿を曲げまくってました^^:;;。でも後半は本来の仕事してましたから(^^)。
 なぜか左舷ばっかり乗ってます。そして右舷第一号はミヨシの私に。400gの小ぶりながらまずは型をみて一安心。ここで竿を海人餌木シャクリ300から、LO-01にチェンジ。ひさしぶりのキス竿ビリビリしゃくりを開始です。

 LO-01でしゃくり続けると、ズッシン!きたきた(^^)。さっきよりちょっと型が良いです。ギュー、ギューッと竿先が絞り込まれます。LO-01は曲がりが素直なのが特徴なんで、アオリの引きが素直に竿の曲がりに現われてくれます。イカを浮かすのに不安なし、そして、水面に顔をみせたのは、600gのアオリイカでした。

 これで今日のLO-01の出番はおしまい^^;;;;。また海人餌木シャクリにチェンジして、その後もぽつぽつとアオリイカを追加します。

アオリイカは美しい
 いつもなら型がサイズアップしてくる時期。ところが、船長が「ここんとこ型がこまかくなった」というように、まだ300-400gの型が混じってます。際から深みに落ちてきた群れかな?とは船長。

 それでもキロオーバーが顔を見せるのが初冬の東京湾。ズッシンとひときわ大きく竿を曲げて、本日最大の1kgが乗りました、快調。

好調な日ほど、餌木のローテーションには迷いません。
 船長は、鴨居〜久里浜〜竹岡〜金谷〜下洲という周回コースを取ります。このコース選択を毎日変えているのが野毛屋の特徴。連日同じポイント、同じ根を攻めるとイカの勢いがなくなるというのが勇治船長の考えです。数多くのポイントと、機動力を持っているからこそできる攻め方です。
 
LO-01と海人餌木シャクリ300のツーショット。やはりアオリには長竿に利があるのは仕方ないかな。
 さて、アオリイカ釣りでのLO-01の使い勝手ですが、調子は悪くないです。むしろ、しゃくった時の力を竿が吸収してくれるので、ブランク自体の調子はアオリのしゃくりに合っていると言えます。アオリ専用として売られている1.3m前後のレガシーな専用竿よりも、LO-01の方がアオリ釣りには向いているブランクです。

 しかしやっぱりアオリは長竿の方が楽だし安心できます^^。LO-01は、長竿専用竿には負けるけど、短い専用竿よりは上、というところでしょうか。あと、LO-01は片手でのビシバシしゃくりにはバットが短めというのがあります。

 F4.0 1202 L4-A や、S4.5 1103 UL-Aみたいな感じで、LO-01のブランクでアオリ用の長竿があったらとってもクールなんですけどね、ちょと値が張るかな^^;。

300g-1kgが7杯の釣果でした。
 さて、そんなこんなで、この日の釣果は満足満足の7杯。船でボウズもいなくて、船中27杯の好調日でした。

 これからアオリは良型化してきて、長竿が起こせないほどの重量感を楽しませてくれるでしょう。シーズンはまだまだこれからです。


 
おまけ:そこまでやるか?^^;の超長竿。6mくらいかな?でも、いいんです、長い分にはいくら長くても(ほんまか?^^:)。アユ竿改造ロッドを持ち込む釣り人の登場が待たれます(笑)

 

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