LO-01 使い倒しシリーズ 第19回
ターゲット | シロギス | 船宿 | 茅ヶ崎・おだか丸 | ||
釣行日 | 2006/1/2 | 釣り場 | 茅ヶ崎沖 |
いやぁ、こんだけ好釣果の初釣りシロギスは初めてでしたわ、まぢで^^。なんせ、型が良いです、しかも数もばっちり。今年はいいことあるかなー? |
ご存知の方も多いかと思いますが、相模湾では8月〜12月の間はシロギス釣りを自主禁漁期間にしています。これは夏から秋にかけて産卵期を迎えるシロギスを保護する目的と、その年に生まれたばかりのピンギスをなるべく釣らないようにする目的があります。
そして年が明けるとシロギスの解禁、これは1月の初釣りの時期です。「解禁」と「初釣り」、まさにぴったりの組合せだと思いません?
というわけで^^;、私は3年連続で初釣りが相模湾のシロギスになっています。ボジョレーヌーボーおやじみたいなもんだなー^^;。
向った先はおだか丸、一昨年にも初釣りで乗せてもらった船宿さんです。
出船前のおだか丸 3号船は米山慶治船長が舵を握ります。 |
まずは港のすぐ前の17mダチで開始。あたらない^^;。じゃあ20mでは?…ダメ^^;。しからば25m、30m、35mと水深を変えながらシロギスの居場所を探します。
「潮がぜんぜん動いてないなぁ…」と米山船長。さすがにシロギスでも1時間も型がでないと不安になります。しかし、キスの群れはいました、それもビッグな群れが!深場で食ってるぞー、という無線で向ったのは真沖の40mダチ。すでに一俊丸が竿を曲げています。よーし、これから本番だーっ!
20cm級の一荷釣り |
トモで本命が釣れ上がったのを皮ぎりに、2人が同時に巻き始めます。型が良いなー、しかも一荷も。こりゃ群れが濃いぞー。とりあえず写真を撮らねば、というのでパチパチと撮影開始。 あっちででかいの釣れた、こっちは一荷だと大忙し状態になりました。
シロギスの大好物のジャリメ。こういうように尻尾を付けるととりわけ食いが良いです。 |
ほとんど空振りなしで釣れます。ただし、水深が40mとけっこうあるんで手返しは遅い。まあ、今日は初釣り、あまりしゃかりきになって釣ることもないんだけど、この食いの良さにはついつい熱くなってしまう^^;。
深場のキスはキャストの必要がないので、誘い方さえ覚えればそう難しくは無いです。まずは餌を動かすことを念頭に、2つの操作を行います。ひとつは、竿をゆっくりと持ち上げてオモリと仕掛を浮かす方法、もうひとつはオモリを付けたまま竿先を揺さぶってテンビンに振動を伝える方法。この2つの方法いずれでも餌が動きます。両方を組み合わせてアタリの良い誘い方を見つけるのがコツです。
で、アタリは竿先を押さえるような小さなものから、少しだけ引っ張るような明確なものまであります。いずれもテンションを保ったまま竿を軽く立てればOK。
でけえトラギス。これが釣れれば今年も阪神優勝(^^) |
さて、LO-01なんですが、これまで何度も書いているように、その感度はこのクラスの竿の中ではダントツに高いです。バーチカルに誘う40mの深場のキスのアタリもとても明確に手に伝わってきます。
それから、誘いにおいても竿先を激しく揺さぶるアクションをくわえるにもLO-01のトップは操作性が抜群に良いことはこれもこれまで書いた通りです。
もともとがキス竿として設計されているから当然なのですが、深場のシロギス相手にも抜群のケイパビリティを発揮してくれました。
良型キスにうってつけの調理法、酒干し。 |
この調子、しばらく続きそうです、というか続いています。深場なので2本竿を使えばさらに数が伸びるでしょう。
また、仕掛にもちょっと工夫を入れる手があります。そこらへんの詳細はつり丸の2/1号で書いていますので、この続きはそちらで^^;;。