F3.5 652 L/P-A 零弐 使い倒しシリーズ 第5回
ターゲット | イシガレイ | 船宿 | 鹿島・第2洋生丸 | ||
釣行日 | 2006/01/28 | 釣り場 | 鹿島沖 |
いっぱい釣れました^^;。F3.5 652 LP/Aは、鹿島イシガレイ専用ロッドと言ってもいいくらいにピッタリとこの釣りにはまりました。 |
イシガレイといえば、かつては東京湾でも大量に釣れた年があったと聞きますが、わたしは当時の頃は知らない、若いから(笑)。
今は東京湾のカレイと言えばマコガレイ。2本、3本の竿を出して、仕掛を軽く投げて置き竿でアタリを待つ釣り方が主流です。しかし、鹿島のイシガレイはアグレッシブな小突き釣りです。
昨年に続き、今年も絶好調と聞いて、期待を胸に鹿島に車を走らせました。買ったばかりの中古車、イプサムでのロングドライブで鹿島港へ(^^)。
アオヤギは2つに切ってちょん掛け、アオイソメは2分して房掛け。食いの良い時は、あまり長くしない方が勝負が早いです。この仕掛は浦田船長の手作り。 |
餌はアオイソメにアオヤギ。どちらが良いかはその日のカレイの気分次第。餌持ちの点ではアオヤギ、今の時期期待の大型マコにはアオイソメが有効みたい。で、イワイソメ、アカイソメなど、特餌を持ち込む人もいるとか。
オモリは40号。宿によっては60号を使うところもあります。仕掛けは投げずに船下狙い。コツコツ小突きながら、たまに誘い上げて仕掛を目立たせるのが基本的な釣り方。
40cmオーバーを含むイシガレイの一荷。これは重かった〜。てっきり60cm級が食ったかと思いました^^;。 |
さて、この釣りの竿ですが、船長はカワハギ竿がお勧めでした。40号のオモリをトントン小突いて誘いをかけるので、先調子で丈夫なカワハギ竿は確かに使いやすい。しかし、掛けた後の引きを楽しむとなると、もう少し胴に掛かった7:3調子の竿が良いです。となると、ぴったりなのがF3.5
652 L/P
零弐なんですね。この竿、まるで鹿島のイシガレイ向けに作ったんじゃないか?と思えるくらい、この釣りにぴったりはまっています。小突きやすいし、
食い込みも良いです。さらに40cm級の一荷でも絞り込まれてもまだ竿には余裕。
仙台のマガレイにも負けないアタリの多さ?さらに型が良いです。 |
鹿島港の堤防奥から2番目にある第2洋生丸 |
小さくても25cm、平均30cmほどなのでこのイシガレイがけっこう引きます。楽しい楽しい。夢中になって釣りまくりました^^:;。
こんだけ活性が高いと針を飲み込まれることも多いです。そういう時には、ハサミで口を裏から切り開いて、口裂けカレイ状態にして針を外せばいいと教えてもらいました。確かにこれだと飲み込まれていちいち針を交換する手間が省けるし、口を切ればカレイはバケツの中で生きています。
季節は冬、吊るして一晩干せばしっかりと乾きます。 |
で、あまりに釣れ過ぎるんで、今年から一人50枚までの上限が設けられています。まあ、50枚も釣ったらえらいことになるんですけどね^^;。で、私もガンガン釣っているうちに、そろそろ50枚じゃないかと心配になってきた^^;。他の人もそろそろ満腹みたいで、誰からともなくそろそろ上がろう、との声がでて11:30に早上がり。トップは44枚、私は42枚でした。26リットルのクーラーがカレイで一杯になってしまった^^;。
イシガレイはマコガレイよりも格下に見られているという印象があって、実は私もそう思ってたんですが、これがこの時期の鹿島沖ではイシガレイの方が旨いとは船長の話。マコは身が柔らかすぎるそうです。
綺麗に干物ができました。 |
ひとつ注意するのは、イシガレイは体表の粘液の匂いが強いこと。この匂いは、オキギスの匂いと同じなんですが、ぬめりをきちんと洗い落とさないと料理に癖がでます。
うちの親はナイロンタワシで豪快にごしごしこすったら綺麗に落ちたといってました^^;。包丁で上品にこすりとるより、タワシでざんざかこすって洗い流す方が良いかも^^;;。
で、刺身のほかは焼き物がお勧め。上品な白身の塩焼ができます。それと、空揚げにしてポン酢で食べるのもベリーグッド。でも、40枚もあるとすぐには食べられない量なので、干物にもしました。このサイズのカレイの干物ってのは超贅沢ですね(^^)。干物は冷凍にしておいて、あとは食べたいときに炙るだけ。