LO-01 使い倒しシリーズ 第22回  

  ターゲット シロギス 船宿 大磯・邦丸
  釣行日 2007/05/12 釣り場 大磯沖

この日の釣果。写真撮りながらの1本竿で半日で51尾。手馴れた人なら束は軽い釣れっぷり。
  GWも明け、編集部からのきた取材のお題はまたもやシロギス。先週やったばっかだけどなー、というのはこちらの都合。行ってくれと言われれば東西南北、いかなる釣りもんでも取材してくるのが、フィッシングライターの美学です(そんな大げさなもんでもないっか^^;)。

  さて、大磯のシロギス。実は、ここの港からシロギスに出るのは初めて。なぜかったいうと乗合が少ない。シロギスといえば、茅ヶ崎を中心として、東は片瀬、西は平塚というのが相模湾の3大シロギス港と言っても良いだろう。もちろん、それ以外の地区にも広大なシロギスポイントがあるんだけど、船が少なかったり、釣り客が少なくて出なかったりというのが実情。言い換えると、穴場とも言います。

この日に船釣りデビューは小学校2年生の夏音(カノン)ちゃん。ごらんのような良型キスをしっかりゲット。将来が楽しみ。しかし、夏音ちゃんてカッコいい名前で、初夏のシロギス釣りにぴったりだと思った。

 大磯の邦丸さんにも初めての乗船。まずは、R1沿いのくろだい屋釣具店にいって受付を済ませる。そこで氷をもらって港へ。

 邦丸は2隻で出船。今の時期は、シロギス、アジ、深場五目なんだけど、ちょっと前まではサワラのルアー船も出していた。2隻の船に2人の船長は、味澤ブラザーズ。どちらも優しく丁寧に釣りを教えてくれるので、初心者でも安心安心。

 さて、この日のキス船は私入れて6人のみ。やっぱ空いている。横浜や東京方面の釣り人はどうしても、R134やR1の渋滞を怖がって茅ヶ崎や平塚に流れがちなんだけど、ちょっと西へ移動して大磯にくれば、ゆったりした船とバージンポイントが多いメリットがある。東名厚木ICを利用する人なら、大磯と平塚はほとんど同じ時間距離だと思う。

 そんなこんなで、大型船でゆったりと出船。

この日のシロギスはゴキゲン、ベテランさんは楽々一荷。
 出船、といっても、これがめちゃくちゃ近い。港で手すぐ、ほんとにすぐ、1分かかってない^^;で到着。

 船だすときに船長が、「すぐだから餌つけててもいいよー」と言ってたんだけど、「いま付けると餌が乾いちゃうじゃん」と思ってた。でも、そんなことなかった。行程は1分以下、餌が乾くヒマがない^^;;。

 で、港でたとこで開始したけど、ここはヒイラギが多い。すぐに船長は移動。といっても2分くらい^^;。

 少し沖めになると、少しキスの食いがよくなってみんなが型をみた。でも、船長はこの食いは気にいらないようで、また移動。といっても1分くらい^^;。

 

富士山をバックにしたLO-01、なんだけど、よーく見ないと富士山名がどこかわかんないよね^^;

 この場所がアタリ。潮の流れもよくって、キスが次々にアタリ送ってくる。もう活発で、一荷狙うと針を2つ飲み込んじゃうくらい。

 わたしは、あっちへこっちへで写真とりまくり。天気もいいし、魚も釣れるし、かわいい女の子もいるし、で良い写真が撮れました。

 後半は本気モード。キャストして、しゃかしゃかしぇいくて、スーッと聞き上げると、クッとほぼ100%ヒット。1本竿しか持っていかなかったけど、2本だせばどちらも入れ食いになること間違いなし。

 そんな中で、外道には良型のホウボウがつれたり、マルアジがつれたりと、にぎやか。ハモノ竿もイカがいたずらしたりで、海の中をのぞいてみたいくらいです。

良型のホウボウとシロギスの一荷
  そうだ。書き忘れてたけど、この日は午前船。邦丸では、午前午後の2便制で出船していて、時間は下記の通り。

  午前船 6:30-10:30
    午後船  11:00-15:00

 午前船は6:30に出るせいもあって、上がりが早い。つーことは、これから夏にかけては、暑い時間を避けたり、渋滞を避けたりと、メリットてんこもり。けっこうこの出船時間は嬉しい人が多いんじゃないかな?

 午後船は寝坊したり、前の日に飲みすぎたり、シケが収まるときなどが便利。午前午後と乗り継いでもOK。船代は餌氷付きで4000円で、通しが7500円。女性子供の割引ありです。

開いたキス。型が良いのでてんぷらよりもフライに。

 シロギスの入れ食いを十分に楽しんで、10:30に沖上がり。数えてみると51尾でした。

 サイズは15cm前後のてんぷらサイズ。キスのてんぷらはこんくらいの少し小さめが美味しい。20cmオーバーは刺身かフライにするのがオススメ。

 午後船も乗ろうかどうか迷ったんだけど、写真はたくさんとれたし、キスもたくさん釣れたし、もう十分だと帰ることにした。でも、ひとつだけ心残りがあったんだよね。それがハモノ竿。

 
キスは開きにすれば色々な料理に使えるので便利。
 午前中はハモノ不発でした。しかし、午後船はでましたマゴチ、43cm。けっこういるんだよねー、ここらは。

 味澤船長は、ハモノ竿の推奨派。やりたい人はどんどんチャレンジしてみよう。これからの季節、でっかいマゴチがでます。

 特に大磯のロングビーチ下は、投げ釣りでの一級ポイントで、ヒラメやマゴチの魚影も濃いところ。ここらへんを流している船は少ないので、キスもマゴチも期待は持てるポイントだと思う。

 さて、帰って51尾のキスをちゃっちゃと開いて、天ぷらネタへ。こんくらいの数だと捌くのにもちょうどいいかな^^;。

この日の詳しい模様は、つり丸6/15で紹介します。

inserted by FC2 system