竹岡式のしゃくりとほとんど同じですが、大き目のカブラ(またはテンヤ)を使うのが洲崎のスタイルです。特に春の大鯛では関東屈指のポイントであり、道糸、カブラともに竹岡よりもひとまわり大きなものが使われます。

 手バネ竿には尻手糸を付けるのは必須で、大鯛が掛かったときには竿でためきれないため、竿を海に放って尻手糸を手にしてもやりとりになります。

 春は上からの棚取りで、中層の鯛を狙うケースが多いですが、夏以降に底の鯛を狙う場合には、カブラの着底を軽重差で取ることもできます。これが8号と大きめのカブラを使う効果でもあります。

 

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