松輪のマダイ船でメダイが釣れています。例年、低水温期にアマダイを狙うことはよくあるのですが、メダイを専門に狙うことは珍しい。まだ雑誌等には紹介されていないので、釣り方をまとめてみました。釣行のご参考になれば。

[どこでやってんの?]

剣崎沖の115m前後です。松輪瀬の東側の深みを釣っています。外道には、クロムツ、アカムツ、シロムツ、サバが混じっています。行程は港から30分くらいかな...

[どんな顔してんの?]

ここに写真載せてみました(28KB)。顔は愛らしいですね、ぬるぬるしてっけど(笑)。

[タックルは?]

マダイ用タックルで兼用可能です。2.7m-3.3mの胴調子竿。いろんな竿が使えます。2.4m前後の胴付竿でもいいでしょう。マダイの場所に移動してマダイ狙いする船も多いので、使い慣れたマダイ竿が無難です。
ちなみに私はSHIMANO海攻マダイLimited270Sと、SHIMANO電動丸3000XHを使いました。道糸はPE4号300m。

[仕掛けは?]

これもコマセビシ、テンビン、クッションゴムはマダイと兼用できます。80号の鉄仮面かサニービシに、60cm前後の片テンビン、クッションは2mm x 1mでいいでしょう。ハリスは太くても食いますから、4-5号を3m。3m?そら短いんでないの?と思うでしょ、でもこの長さが食いがいいんです。針はマダイ針の8-9号か、ヒラマサ針の10-11号。あまり細かいことを気にする必要ありません。アクセサリーの蛍光玉や夜行パイプは効果あるので付けたほうがいいです。
ちなみに私はハリス4号3mに、ヒラマサ10号1本針の仕掛けで釣りました。仕掛けが太くて短いのでらくらく(^^)。

[釣り方は?]

いったんオモリを底につけ、5mあげます。そんなに上げるの?と思うでしょ、そんなに上げるんです。5mで上げたらコマセを振って、さらにハリス分(3m)あげます。棚は高いです。これで、底から8mの位置にビシがあることになります。
誘いはゆっくりとビシを上下にするのでもいいですが、食いが良いときは置き竿でもあたりがあります。向こうアワセの釣りですので、竿先にアタリがあったら、あとは巻くだけ。
アタリの出方は、竿先がグッと入ることもあるし、チョンチョンと出ることもあります。怪しかったらとりあえず巻き上げて魚がいるか確認しましょう。また、潮が速いときには、底ダチを取り直す必要もあります。
メダイは水面まで断続的に、グン、グンと引いてくれます。引きを楽しみながら上げましょう。オマツリした時は声をかけあって同じ速度であげましょう。

[料理は?]

淡白な白身なので、いろんな料理にあいます。小型なので刺身には脂の乗りは少ないですが、当日はしゃっきりしたテクスチャが楽しめ、一晩寝かせると味に深さがでてきます。
お勧めは味噌漬け、三枚に下ろして軽く塩を振って水出ししてから、味醂で練った味噌を塗って冷蔵庫に置くだけ。翌日に魚の身から水分がでるので、これは捨てます。一週間は持ちますし、食べきれない分は冷凍にしておけば良いです。
また、吸い物にすると、とても良い出しがでます。身を椀種にして潮汁を作ってみてください。干物にもできそうに思います、トライした人は教えてください(^^)。

※ 参考釣果 2月25日(日) 松輪・成銀丸にて1kg前後を12本。船中釣果は2-21本(2隻の高低)

2001/2/27 Yasuhiro Ii - 21st Century Squid Man
I love King Crimson. :-)

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