平戸から初出船 豪快な落とし込み釣りを満喫 |
2006/11/20 平戸・弘福丸 |
2キロ近くのネリゴ(カンパチの若魚)。餌さえ落とせれば、ほぼ100%食ってきました。すごい魚影の濃さ。 |
その後も釣況をウォッチングしているとこれが凄い。ヒラス(ヒラマサ)がぽんぽん上がって、数はまるでイナダ釣りのよう^^;。
こりゃ一度いきないなと思ってたところにちょうど時間をお金ができた。リフレッシュ休暇で休みと旅行クーポン券ゲット。かみさんは遠出を億劫がっていたので、家族で一泊2日の超高級ホテルにいくことに。クーポンの余りを使って、Q遽Q週にGO!!(^^)
早福港の僚船。後ろに屋根があるのに注目、スパンカーの形も関東とは違います。 |
この時期の九州北部はシケが多くて、出船できる日は50%くらい、というのが事前に聞いていた話。船が出られなかったら温泉ツアーオンリーも覚悟していたところ。
さっそく、拠点の長崎ハウステンボスから出発。早福までは2時間ちょっと
。カーナビがこんなにあり難かったことはない、というのは、早福港にいくまでの道は寂しいのなんの、ダートなんて通ったの何年ぶりだろう。タヌキまでいましたよ。カーナビなかったら、不安になって引き返してしまうような道でした^^;。
弘福丸の前部分。簡易キャビンや椅子があります。凪ならこの椅子に座ってのんびりできそうだけど、この日はあいにくの大シケ^^;。 |
明るくなって船長がきた。今日の釣り人は5人。そのうち年配の方がいる3人グループにはごめんなさいしました。この波風では出られない。お土産に昨日釣ったネリゴを持って、佐賀からの3人組は帰宅。残るは常連さんと、横浜からの私。
「海悪いけど良いか?」と船長。もちろん、出れるなら出ますよ(^^)、とは私。客は2人だけで、出港。釣り場は平戸と五島列島の間くらい、水深は80m前後。
弘福丸の船尾。屋根付きで、雨の日でも大丈夫(^^)。関西の船って屋根付きが多いですね。 |
船長は反応にぶつけます。イワシの反応の下には青物の反応があり!イワシの群れを青物が追っかけている状態で、このところの状況は朝のうちが勝負。日が昇るとイワシの反応が消えてしまうそうです。
さっそく指示棚の上から50mまで落とし込むと、くくっとアタリ。イワシが付いた!それーっとそのまま底まで落とすと、いきなりゴゴゴッとアタリ。竿を立てると針ガカリ!グングンと引いてくるのはネリゴでした。さっそく釣れたー(^^)。
この日唯一のブリ4.5kg。関東ではワラサと呼ばれる方ですが、九州ではワラサと呼ばず一律にブリと呼びます。冬のぶっとい10kg級は寒ブリとも呼びます。 |
イワシの反応も徐々に消えてきました。ネリゴは5本ほど釣れたので、サイズアップが欲しい。もう一人の釣り人には、朝方、ヒラスらしきアタリでハリス切れもありました。
船長は、小アジを配ってくれて、仕掛も交換。今度は泳がせ釣りにシフトです。最初からアジを付けて、底まで直行。
ブリにネリゴ、が今日の釣果。このほかには、ヒラス、ヒラメ、ハタなどが混じります。豊かな五島の海を感じさせてくれる魚達です。クール宅急便で送って刺身で食べたけど、メチャ旨でした。 |
荒れた海、揺れる船上で、手巻きリールを使ってブリを釣り上げたのには、船長も「横浜のツリオヤジも少しはやるじゃん」と思ってくれたか、その後いろいろなことを教えてくれました(^^)。
早福港の弘福丸。アラの釣り方もしっかりと聞いてきたので、来年はアラチームを組んで遠征だーっ!(^^) |
しかし、わたしは船で平戸の海に出られただけでも十分に満足、さらに釣果もあったのだから、ほんとに楽しめた一日でした。
大物のヒラス(ヒラマサ)や、ぶっといブリは次回きたときに。いや、その前にアラを釣らせてもらいに来よう、と再訪を近い、平戸を後にしました。
【タックルメモ】
竿: シマノ海攻ワラサリミテッド270 (2000年モデル)
リール: シマノ海魂4000
PE8号200m
オモリ: 80号
仕掛: 落としこみ仕掛、泳がせ仕掛ともに船長自作のスペシャル仕掛(^^)