駿河湾の弾丸ライナー、本ガツオ釣り

  このでぶったカツオが釣れたのは駿河湾の土肥沖。 とび島丸での釣果です。この日は、必釣・コマセダイの著者としておなじみの川口氏の仕立船に混ぜてもらいました。仕立といっても本命はマダイ、前週に は10kgオーバーが上がっているヒートな土肥沖狙いです。午前中にマダイやって、船中3枚ほど型をみたところで、「日が高くなると食わないからカツオやろーかー」とお土産釣りで沖にでました。

 釣り場に着くと入れ食い状態^^;、15mの棚に仕掛けを下ろしたとたんにギュンギュンときてくれます。こりゃ面白いわ^^;。マダイの緊張感とは対極のフィーバー状態、その後、群れ散ったり集まったりを繰り返して、キメジにハリス切られたり(20kg級が回遊中、僚船では上がった)なんだかんだで全員お土産を確保したところでマダイ釣りに戻りました 。トップは6本、ええ釣果です(^^)。

 

 ハリスは30号、これはキハダがくるから太くします。タックルは20LBSの泳がせ竿にTLD20という、いわゆるライト泳がせ用。このタックルを気持ちよく絞りこんでくれました。

 持ち帰ったカツオは2本。重さは3.8kgなので、氷をたっぶり入れておいた26Lのクーラーは2本入れたらほぼ満杯。さらに釣れたカツオは大型クーラーの人に差し上げました。

 このサイズだと、2本あれば食べるのには十分すぎる量です。刺身、タタキの定番に、空揚げ、角煮も存分につくれます。あとはなまり節かな。

 終日カツオ狙いの船もある(というかほとんどがそう)だけど、私にとってはこのように途中で寄り道するような釣り方があってます。釣るのは楽しいけど、釣りすぎるとクーラーに入らなくなってまう。特に鮮度が命のカツオだけに、クーラーに余裕を残しておきたいところです。

 

 

 このカツオ、初夏に黒潮に乗って湾内に入った群れがそのまま居ついているらしいです。栄養豊かな海で育った魚体はコロコロと太って、皮ぎしには白い脂肪が層になっています。まさにトロガツオの名がぴったり。

 やっぱこれは生で食べるに限りますね、当日、翌日はカツオ食べまくりでした。

 毎年いる群れだそうだけど、今年は特に型もいいし数もでている。さらに20kgオーバーのキハダも回遊中と、カツオマグロファンにとっては、たまらん釣況になってます。

 え?タイの釣果は?^^; 3kg級の良型も顔を出して、船では8枚のマダイが上がったけど、この後に私には食ってきたのはイナダ2本だけでした、はははのは^^;。でも、タイとカツオのリレー釣りには大満足のいちにちでしたわ、こういう釣りが楽しいね。川口さん、サンキュー!

2003.09.27 Yasuhiro Ii

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