金沢八景/野毛屋 タイ/イサキ 2004年6月6日(日)

毎年6月1日になると松輪瀬をメインポイントとする東京湾のイサキ釣りが開幕します。この時期のイサキは産卵前で脂がたっぷり。刺身に塩焼、煮付けの美味しいのはもちろん、真子、白子の料理も美味。
 タイ、イサキのリレー船を出している野毛屋にいってきました。釣果は、イサキ20-32cmが28尾と大漁。ウリンボはほとんど混じらないところが好調の証でした。混じりには、クロメバル、トゴットメバル、アジ、カナガシラ。

たっぷりの白子と真子 。どっちが旨いかというと、やっぱり白子でしょう。口に含んだときのフルーティな風味はイサキ独自のもの。真子も旨いですけどね。白子料理のオススメはてんぷら、真子料理のオススメは煮付けです。

 この日はタイ場は潮がかっとんでいて、おまけにシコイワシの猛攻で釣りにならず、それではってんで、イサキに転向したら中型イサキの入れ食い状態になりました。数がでる日はサイズが小さいというのが通常のイサキ釣りのパターンなんだけど、この日は型揃いで、ひさびさの好釣でした。なんていっても旬のイサキだもんね。

左のイサキの違いがわかるでしょうか。体長は下のイサキが長く、体高は上のイサキの方があります。上のがいわゆる幅広イサキ。東京湾や相模湾の一部でみられるイサキで、脂の乗りが抜群なのが特徴です。中には上の写真のよりももっと幅広で、まるでメジナと見間違うような奴もいます。

 ちなみにこの日の仕掛けはウィリーオンリー。食い渋り時に繰り出すあの手この手は使わずとも、ウィリーにバンバン食ってきました。トリプルヒットも2度ありました。魚の活性が高いときには、ウィリー仕掛けは無敵です。

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