太海 聡丸   フラッシャー五目とアカイカのリレー、多彩な魚種

 2004年後半は外房根魚強化期間という目標を立てていて、これまで注目していた船宿にお邪魔しようと思ってました。聡丸も前から乗せてもらいたいなと思っていた船宿で、今回が太海港への初釣行。ここはフラッシャーを使います。クロムツのみならず、大アジ、大サバ、大ウルメイワシと、大が付く青魚が混じるのが特徴。

 出船はAM3:30なので、2:30には駐車場に車を止めて仮眠してました。3:00になるとおかみさんが起こしにきてくれます。駐車場下の受付所で乗船名簿を書いて乗船。座席は予約順に決められているので、受付時に確認できます。このシステムは良いですね。

 オモリは150号。クロムツ狙いなんで、タックルはDeep Cruiser150W270に4000Rを組み合わせたんですが、水深が100mもないので、もっとライトなタックルでも良さそうです。次回はHQイカあたりを使ってみようかな。

 仕掛を入れてリールで上に上にと誘い上げると、さっそくガクガクッとムツのアタリ。水深が浅いのと、フラッシャー仕掛のせいで、引きは抜群に良いです。30cmくらいのムツとは思えない引き。混じりに大アジがきたりで、DeepCruiserはギュンギュンと曲げられます。この竿は楽しいです。

 日も昇り、ムツの食いが落ちると移動してアジサバ狙い。ここで釣ったぶっといサバが脂べとべとのすぐれもんでした。刺身で食べたけど、味噌煮、干物などなんでもいけそう。サバはもうちょっと釣りたかった。交じりのウルメイワシがまたでかい^^;。これの味も期待したけど、ちょうど子供を持っている時期で身の味はいまいち、青魚は抱卵しているときはだめですね。

 後半はアカイカ狙い。聡丸ではフラッシャー五目とイカのリレーで出船していますが、この日は協定でスルメ釣りができない日とあって、アカイカ釣り。小湊へ走って、灘よりで開始。

 いきなり胴の間でジャンボアカイカが出て気合入ったんですが、その後は小型中心。わたしは乗りがなくて、直結に替えるもバラシでいいとこなし。船長から「カサゴやる人はやってください」ということで、私もカサゴ開始。針もってかなかった^^;んで、聡船長から拝借して、マルイカ仕掛けの下にテンビンを付けるという欲張り仕掛け。

 ほどなく、ギュッと引っ張るアタリできたのがカサゴ、これがでかい、33cm。いまどき、こんなサイズは珍しい、さすが外房。

 アカイカを狙いながらカサゴを追加して、これが最後の流しとなった10:20、やっとアカイカの顔もみられて満足して道具を仕舞いました。

 釣果は、クロムツ4、アジ2、サバ3、ウルメ3、カサゴ3、アカイカ1、とクーラーはにぎやか。いろんな種類の魚が釣れるのがフラッシャー五目の楽しいところです。

 クロムツはやはり旨い、サイズは小さくても脂のりのり、刺身はトロみたいです。カサゴも栄養満点で育ったせいか、腸のまわりに脂肪がびっしり。サバも脂べとべとの激旨サバでした(^^)。聡丸初釣行は満足な釣果で終わり、また行きたい船宿がひとつ増えました(^^)。

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