土肥 とび島丸 マダイ  秋鯛シーズンまっさかり、大鯛のチャンスあり     

 学研AVブックス・必釣コマセダイ!で御馴染みの川口さんの仕立に誘われて、ビデオのロケ宿であるとび島丸にいってきました。

 今年のコマセダイですが、日頃の行いが悪いのか、徹底的に鯛に嫌われています。冬春夏とボーズが多いし、釣れても小型ばっかり。この日は、気分を替える目的で竿を変えました、Fenwickのクラシックグラス。まだマダイバージンの竿なんだけど、この竿をアメリカで買ってきてくっれた川口さんのツキにあやかろうという意図でした、ははは^^;。でも、出船前、健司船長には「パキッと折れるんじゃない?、と心配されたりして^^;;。

写真上:出船前の第八とび島丸。朝日を受けて綺麗です。この日は台風一過の秋晴れ、晴天微風の良い天気。日が昇ると無風状態で汗だくの日でした。

 土肥沖から開始。水深は70mくらいと、三浦の秋鯛に比べるとかなり深いです。しかし、ここの場所は秋でも大型狙い。乗っこみ時期に負けず劣らずの型物がでるのが特徴(翌日は5.6kgが上がった)。

 棚は上から。指示棚よりハリス分ビシを落として、コマセを振りながら棚にあわせる釣り。タイを浮かせて食わせる方法なんだけど、実は私はこれが苦手^^;。素直にやりゃいいもんを、コマセワークや誘い方、ビシの絞りを人様とは変えてタイを食わせようという色気が出て失敗するのがいつものパターン。今回も、それが見事に的中します。みんなが型を見る中、私の餌は食われず、ついに左舷で型をみてないのは私のみ…

 原因がわかったのは昼をまわってから。誘いのタイミングがワンテンポずれていた。船長が反応を教えてくれてから誘ってはダメ。船長のアナウンスはタイが浮いてきたときなので、そのときはすでに魚は餌をみています。この餌に対して、上への動きを与えると警戒されるというのがここの魚。ひたすら我慢でアタリを待つと、やっとアタリが…。

写真中:探見丸に映ったマダイの反応。底から2mくらいのところですが、これがコマセに反応して10m近く浮いてきます。

 やっと型をみたのは700gのマダイ。続けて800gのマダイを追加。型は小さいけど、やっと食わせてボウズ脱出、これでひと安心。

 船中釣果といえば、12人で15枚(リリースサイズを入れれば20枚以上)。良型は3.3k, 2.9k. 2.6kの3枚と、良いな一日でした。別船の乗合も3.9kg含みで頭は4枚、ワラサにカンパチ交じりと豊饒の海を感じます。

 わたしは良型は釣れず、まだまだ低空飛行が続いていますが、不調脱出の一筋の光明は見えたような気がする釣行でした。次は釣れる気がするぞ、っと。

 写真下:川口さんの上げた2.9kgと2.6kg。この日の良型の2枚をとるところはさすがのひとこと。この日はちょっと秘密が盗めたような気がします。

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