遠征船で大型キンメ狙い

　秋も深まり、深場の季節。前々から一度いってみたかった遠征のキンメ釣りに釣友の田中氏といってきました。港からの行程は４時間強、AM0時に集合というハードスケジュールです。

　場所はイナンバ近海、許可船でないと行けない海域。松崎の寛洋丸は銭洲はじめ、遠征許可を持った大型船。深場のみならず、青物釣りでも遠征を主としています。

　仕掛けは30本針で5回投入。オモリは500号か船の鉄筋利用(有料)、水深は500-600mでの釣り。

写真上：田中氏のぞろぞろキンメ。これでも当地としては控えめな数。

写真右：田中さんの釣ったツボダイ。 わたしゃ名前わかんなかったんだけど、 TERUさんに電話で尋ねたら即ツボダイと同定してくれました。

一投めは、上から580mで仕掛を止めるよう指示があり、アタリをとってそのまま待つと良型キンメが2枚。

ハイライトは二投め。ここから自分で底をとって、アタリがあったら糸を送るよう指示がでます。さっそくアタリをとって送り込むと、私も田中さんも８点、９点掛けでぞろぞろ。

しかし、圧巻だったのはトモの常連さん、ほとんどパーフェクトで30以上のキンメを掛けました。さすがにイナンバ近海、魚影が濃い。

３、４投めは私は数を付けられず。しかし、うまく送った人は１０点掛けもあり、数を伸ばしていきました。

写真中：２投めを終えた時点でのクーラー。キロオーバーのキンメで43Lのクーラーがいい感じで埋まります。

そして最後の５流しめ。今回は送り込みがうまくいった。根起こししてオモリを飛ばしても、ディープインパクトのプロスペックＩＩはお辞儀したまま。こりゃ今日一番の数がついたか？わくわくしながら上げてきたんだけど、あと300mになって、船長がひとこと「シャチが跳ねてる」。こいつが曲者。魚をすべて横取りされてしまいました^^;;;。最後は残念だったけど、それでも魚は十分の沖上がり。

　イナンバは大型キンメのポイント。この日は底潮が動かず、あまり良くないという日とのこと。しかし、30点掛けという離れ業、2キロオーバーの良型登場など、魚影の濃さは十分に確認できました。日によっては3kgオーバーのでかキンメも顔を出すという魅力あるポイントです。帰り道に実家にキンメを配りながらの帰途となりました。

写真下：ぞろぞろキンメ。型は1.5キロ前後が揃いました。