半日船で楽しめるスミイカ乗合 大津 小川丸

スミイカ釣りといえば、シャコをテンヤに括って、しゃくり続ける釣り。シャクリひとつで釣果に差がでるテクニカルな釣りで、これはこれで面白いのだけど、昨今ではスミイカの魚影の濃さと相まって、手軽にできる餌木スミイカ船を出している宿も徐々に増えてきました。

 で、今年から大津の小川丸で始まったのが半日船。午前と午後の2便で、ポイントも近くて水深も浅い。道具も餌木を使うということで、道具も専用竿は不用。スミイカ釣りが超手軽になりました。

 この日は前日がハードスケジュールだったので、10時まで朝寝坊してから、午後スミイカ船へ。料金も5000円(マリネスで500円引き)、午前アジ船からの乗継だと2700円と、船代も手頃なのが嬉しいです。

写真上:半日スミイカは第八小川丸。船長はマダイ船の舵をとっていた小川貴光船長で、釣らせる気も満々(^^)。

さて、13時出船でまずは港を出てすぐのところ(行程1分?)。水深も18mとまるでキス釣り間隔。さっそくスミイカが型を出し始め、小型ながらアオリも顔をみせました。

 今日はのんびり釣ろう、そう思って始めたんだけど、そうもいかなくなってきてしまった。わたいだけ釣れてない…^^;;。アオリの間隔で餌木をとっかえひっかえしてもぜんぜん乗らない。他のひとはみーんな型をみて、釣れてないのはわたしだけ…。

 みなの仕掛をみると、餌木が3号と小さい。わたしがこれまでやった餌木スミイカでは、4号の餌木でも乗っていた。しかしこの日は4号の餌木はダメダメ餌木になってました。後半、3号に変えるとやっと初スミイカ、それではというんで、スッテに替えると2杯追加。

写真中:左は働いた餌木、アオリーQオレンジ3号に、餌木スッテの赤帽3号。右の4号シリーズはこの日は機能せず…。

で、終わってみれば頭は11杯。船の釣果は3-11杯で、わたしはスソ、とほほ…^^;;。まあ、午後から気軽にスミイカが楽しめたので、ぜいたくいっちゃいけません。ちなみに、午前船は頭で14杯と、一日船に負けない釣果をだしています。まさに餌木スミイカは今が旬。

 この餌木スミイカ、シャコを使ったテンヤ釣りとはまったく違った釣りです。餌木のチョイスも、アオリとはまた別。色は派手めが良いようです、マーブルの下地やトロピカルカラーなどの3号がいいんじゃないかな、次くるときには餌木を追加しておこう。

 アジも絶好調なので、半日のアジ+スミイカのリレーができるのがいいところです。今年はアオリの湧きもよくて、この日も8杯ほどアオリが混じりましたが、こっちも楽しみのひとる。小川丸ではこれからしばらく半日スミイカ乗合を続けるそうです。

 写真下:貸し道具がけっこう良い感じの竿でした。道具を持ってなくても十分。中オモリも餌木も宿で売っています。この日は貸し道具の人がわたしより釣ってた…^^;;;。

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