10時出の船でも早出船以上の釣果 小網代 やまさ丸

 前夜は職場の忘年会。しこたま酔っ払ってしまい寝坊。起きたら7時半で、大抵の宿は出船しちゃった時間。外は晴れてて風もなくて超いい天気。こんな日に二日酔いで寝ているのはもったない、とお邪魔したのは10時出船の小網代のやまさ丸でした。

 向かったポイントは城ヶ島沖の95mダチ。西の瀬ノ海と並んで称される東の落ち鯛のメジャーポイントです。第一投からアタリ、上がってきたのは30cmの良型ハナダイ。次投にはカイワリ、3投めにはシキシマハナダイで一休み。

 この日のタックルは先週仕事してくれたBQ R2P330に、深場を攻めるのでリールはハイギアのABU 7700CT。置き竿のR2Pの穂先がスーッと押さえ込まれ、そのままおじぎしたままになったのは4投めのことでした。

上写真:モデルのおやじはどうでもいいとして^^;、立派なマダイっしょ? 元気いっぱいな引きを見せた2.5kgの♂でした。

 竿を手に取ってゆっくり起こすと動かない(^^)。根ガカリと似ている感触なんだけど、違うところはわずかに浮いてくるところ。良型マダイの特徴がこれ。

 相手はまだ本気ださないので、じわじわと浮かせながら様子を伺います。3mほど浮かせたとこで、マダイ独自の突込みが到来。これをどういなすかがコマセダイで最大のポイント、かつ楽しいところ。

 まずは竿でためて、糸を出すタイミングを計ります。まだ使い込んでないところなんで、ここのタイミングが悩むところ。ハリス2号なので安全策をとって、穂先がぎゅーっと持ってかれたところでドラグから糸だしました。1mほど糸がでて魚が止まり、難関はクリア。魚が底に戻って、振り出しに戻ったことになるけど、タイに確実に疲労を与えています。

写真:良型ハナダイ。冬場のハナダイは脂も乗って超美味。しゃぶしゃぶか塩焼で。

 その後は、タイが頭を返したら竿でためながらゆっくり浮かせればOK。以降はドラグを使うほどの引きではないでの、MPGの粘りが効果的に働いてくれます。浮いてきたのは2.5kgの綺麗な♂ダイ。R2P、ええ仕事してくれました(^^).。(7700CTもえらい^^;)。

 マダイはこの一枚だけど、他にカイワリ、良型のアジが飽きないくらいにアタリをくれて、本日の釣りは終了。満足のマダイ五目でした、たまには朝寝坊もいいかな^^;。

写真:マダイの他、ハナダイ、カイワリ、アジ、ウルメイワシ。クーラーは賑やかで、まさに五目の釣果。

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