大型スミイカのシーズンがやってきた 鴨居・きよし丸

年の瀬もおしせまった12月30日、正月用のイカ確保に向かったのは鴨居のきよし丸。正月用のイカにはスミイカというのが、我が家のパターンです。釣り自体が面白いのもさることながら、ねっとりとした滋味溢れる刺身は日ごとに味わいが変化します。

 2004年のスミイカ釣況はちょっと変。10月の開幕は、中ノ瀬から小柴沖、さらに横須賀沖の浅場で絶好調のスタート。例年なら、秋が深まるにつれて、鴨居沖、竹岡沖、そしてシーズン終盤の本命ポイント下浦沖と釣場がシフトしていくのが通例です。

 しかし、鴨居沖、下浦沖がなかなか盛り上がらない。年末にもなれば鴨居〜下浦で決まり、なんだけど、この日は小田船長もコースに悩んでいる様子で、まずは鴨居沖の浅場から開始となりました。

 写真上:セピアパターンがくっきりと浮き出たスミイカ。テンヤにがっしり抱き付いてます。

 鴨居沖の浅場は潮がゆっくりと下げています。最初の流しから3杯ほど型がでました。これはいけそう、というんで、この日のきよし船長の作戦は鴨居沖じっくり作戦。

 さて、私といえば、右ミヨシ2番目。午前中は、左トモのサービスゲームなんだけど、これをブレイクするのに四苦八苦。なんとか2杯の型をみて、午後の上げ潮に期待をかけます。

写真中:2003年新造船のきよし丸。綺麗で大きな船です。でも、ガラガラの日が多い....もっと釣り客が増えて欲しいと個人的に願っている船の筆頭です。

しかし、上げ潮になると潮が動かない。持ちうるシャクリパターンを総動員させてスミイカを誘いますが、数が伸びない…。けっきょく、7杯で終了。トップは14杯と好調な日でした。

  型はいいです。600gが乗るとリールを巻く手が痺れる重さ。この重量感こそ、スミイカ釣りの楽しさのひとつです(^^)。

 年が明けると、大型スミイカシーズンの本番。本命場所の下浦沖はこれからブレイクするか注目です。この日の釣果のように、スミイカはいます。今年は潮温が高いこともあり、一気に盛り上がる可能性もあり、目が離せない釣りのひとつです。

写真下:600gの大型スミイカ。片方は抱卵してました。シーズン終盤になると700gも多く交じります。イカオヤジの目指すは1kgオーバー!

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