またもや新場所発見 富戸/ひろし丸 ベニアコウ 

 たぶん記事みてびっくらこいた人が多いと思いますが、週刊釣場速報の2005年1月14号は衝撃的でした。富戸沖で初めて道具を入れた場所で、ベニアコウが6本も浮上。型も7kgが3本に、6kg、5.2kg、3.5kgと良型揃い。

 仕掛人は、まあこの人しかいない、というディープマスターのTERUさん。南伊豆に続いてのベニアコウ新場所開拓の快挙でした。ポイントも近くて「こんなところで?」という場所です。真鶴の岩沖の大ムツもそうだけど、ここらはいかにもTERUさんらしいフロンティア指向です。

 実はTERUさんからは当日に連絡もらっていて、以来、早く行きたくてしょうがなかったんですが、仲間の深場オヤジがどんくさくて骨折中などの事情なんかもあって、釣行が実現したのがこの日、1月22日でした。

 そんなこんなの前振りがあって、ProSpec IICX-9Rというベニタックルを持参して、いざ富戸港へ。

写真1:浮上寸前のベニアコウ。「赤いぞー」の声がでた直後でした。

 オモリは500号。幹40、枝26、針25のいつもの10本針仕掛けで期待を込めて最初の投入。上潮は早く、棚取り直しのたびに道糸はでていきます。しかし、ProSpecIIの感度のおかげで底取りはらくらく。これまでベニには300W, ProSpecIを使ったけど、やっぱさすがに専用設計の竿、感度抜群で、さっそくアタリがきます。

 アタリは小さく、ベニではないだろなと思いつつ上げるとでかいイバラヒゲの4点掛けの黒提灯^^;;。しかしこれは6尾上がった日と似た状況。これで2投目からベニがボコボコ食ってくる、はず^^。

写真2:浮上したベニ。この瞬間は何度見ても感動もんです。

 しかし、2投めはチョッピにイバラヒゲ。3投めもまたまたイバラヒゲ、ひょえ〜^^;;;。

 そんな中、同行の骨折親父が赤いの浮かせました。船長も初めてみるサイズの2.1kg^^。ベニとしては伊豆最小記録でしょう^^;;。しかし、「ベニはいる!」、これで期待は膨らみます。

 4投め、またもや田中氏に良いアタリ。ついに7kgのベニが掛かったか?とわくわくしながら浮かせたのは…10kgの秤を軽く振り切る…ヒゲダラ^^;;;。なんだこいつかよー、との嘆声の後に、「下が赤いよ!」ときて3kgのベニ。これで2本目。

 私はと言えば、4投めもイバラヒゲの3点。なんでかなー.....。そしてラストの5投め、最後の願いも空しく、またまたイバラヒゲ(涙)。イバラヒゲ17尾も釣っちゃたおう!^^;

写真3: 2.1kgと最小サイズながら、ボウズの私には眩しいベニアコウ。

 というわけで、2人で0本と2本という明暗分かれる結果で、私は暗になってしまいました、とほほ。

 まあ、天気はよくて波も静か。雪を纏った富士山も美しく、わたしら2人と日吉船長でだべりながら楽しく釣りができただけでも収穫でしょうか、と書きつつもやっぱり釣りたかったな(悔)。底潮が動いてないというのが唯一の悪条件でした。

 東伊豆のベニ時代はまだ始まったばかり。まだまだ未開のポイントも残っていそう。これにめげずに再チャレンジだー!

写真4:3kgベニを小さく見せる10kg超のヒゲダラ。浮いてきたときはアザラシかと思った^^;。食べると美味しいらしいです。

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