穴場的存在、東伊豆のヒラメ 網代/つちそう丸  

東伊豆のヒラメは茨城や千葉に比べると目立たないけど、これがなかなか穴場的存在。ここのところ、大型がでているってんで、網代のつちそう丸にお邪魔してきました。

 前にイカブリにいったときに、若船長の土屋旬(ひとし)船長にヒラメの話を聞いてきました。「今年は多いよ。定置網を引っ張りあげるときに、イワシがこぼれるんだけど、それを食いにでっかいヒラメが浮いてくる」とはその時の話。

上写真:イケスに泳ぐ1.3kgのヒラメ。各自の席に専用イケスが付いているのもつちそう丸の良いところ。餌はマイワシとセグロイワシが両方用意されていて、好みで使い分ければ良いです。

内湾の釣りなので、海は静かなのが特徴。最初のアタリをとってから食い込ませるまでに繊細な操作が要求されるヒラメ釣りでは、海が静かな方が釣りやすいです。

 マイワシを使う場合は伊勢尼針の孫針仕掛、セグロイワシを使う場合にはムツ針の1本針で狙いました。オモリは60号で捨て糸は短め。

 この日はあいにく潮が動かず、ヒラメのアタリは少なく苦戦。メバル、カサゴ、ホウボウがたまに顔をだすのみ。しかし、後半になるとヒラメのあたりがぽつぽつとでてきました。

中写真:私のヒラメ竿、幻波ヒラメ295初代モデル。このカワハギ竿並みの先調子が、食い込ませるための操作性に優れているんで古い竿をずっと使っています。でもまわりの竿みると、新しい竿はけっこう進歩してますね^^;。そろそろ買い替えようかな…。

 まずは、同行の田中氏に1.2kg、そして私に1.3kg、反対舷でも同級が掛かったけど、タモ入れでばれてしまった^^;。

  旬船長は、根の際を丹念に流します、これはもちろん大ビラメ狙い。そして迎えたのは最後の流し。ミヨシ取舵の釣り人がやってくれました。4.7kgのナイスサイズ!

 数は上がらなかったけど、最後の最後で良型が顔をだして、東伊豆らしさがかいま見えた釣行でした。

 詳しい模様はつり丸3/15号で紹介予定です。、

下写真: 常連さんの上げた4.7kg。最後まで集中を切らさないで釣った成果かな、お見事でした。

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