良型揃いのラストスミイカ 鴨居/きよし丸  

 きよし丸、今シーズンはスミイカが2月で終了とのこと。例年は3月半ばまでやることが多いんだけど、早めにマルイカに切り替えるそうな。

 原因は客足の少なさ。ここ数年のスミイカ好調さで、最近始めたスミイカ客は、数がツ抜けするようじゃないと集まらない。しかし、本来は終盤のスミイカは数がでないもの、それをしゃくりをあれこれ工夫して乗せるところにこの釣りの面白さがあります。せっかくスミイカがブームになって入門者も増えたんだから、終盤のスミイカ釣りをもっと経験して欲しいな、というのはスミイカオヤジの嘆きです^^;。

 そんなこんなで、この日集まったのは、いずれもスミイカのベテランばかり。大貫沖の40mラインで開始。

上写真: スカリに入れて洗っているところ。これでスミがとれて料理が超らくちんになります。

 予想通り、スミイカの乗りは渋いです。集中して、慎重にテンヤを動かさないと乗ってくれない。スッテはあえて付けずに、テンヤのコントロール優先で攻めていきます。

 乗り具合は、ぽつぽつという表現がぴったり。とにかくこの時期は、しゃくりを丁寧にやらないとイカに相手にされません。

 上がってくるのは500g前後の良型ばかり。5杯もとれれば十分なサイズです。

中写真:この日の釣果。500g前後が6杯。

 大貫沖から、鴨居沖、下浦沖、久里浜沖と探って15:00の沖上がりの釣果は3〜6杯。どんぐりのせいくらべの釣果だけど、ベテラン揃いの中、胴の間でトップをとれたことには大満足で、シーズン終了となりました。スミイカは来シーズンまでしばらくお休み。

 きよし丸ではマルイカにシフトしますが、翌日のマルイカ釣果は23-25杯。こちらも楽しみな釣りです。しかし、相変わらずお客さんは少なめ^^;;; もっと増えてくれないかなぁ…

 

下写真: スミイカの卵。生のままで、醤油をちょろっと垂らしてから、手巻き寿司風に、海苔と御飯に乗せて食べると最高に美味しいです。スミイカオヤジにしか食べられない珍味です。

 

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