高級魚狙いの利島イサキ五目 網代/つちそう丸

 初夏も近づいてきて、島まわりの遠征釣りも活気を帯びてきました。遠征釣りというとどうしても道具が大掛かりになるんですが、ちょっくら遠出気分で行ける遠征釣りが網代出船の利島まわりの釣り。釣り仲間3人で、いつもの網代はつちそう丸から出船してきました。

 ちょとこの日は風が強かった。南西の風が10〜12mのバッドコンディション。行きのキヤビンは無重力ベッドにもなりましたが、島について風裏のポイントへ。時折突風も吹きますが、ウネリはなく、まあ一日釣りになりました。

上写真:島の風景。天気はピーカン。暑くもなく寒くもなく良いんですが、いかんせん風が強い。風裏なので波は立ってないのがわかると思います。

 さて、この釣りの看板はイサキ。しかし、どこの船もイサキ五目となっているように、釣れる魚の種類は多彩で、それらが本命を霞ませるのがこの釣りのいいところ。

 釣行前には、アオダイが顔をだし、ハリスをぶっちしていく大物も連日ヒット(マダイの5-6kg級)、日によってはカンパチも混じるという状況でした。

 ここの仕掛けはハリスが4号6m。針は2本針で、餌はオキアミです。イサキだけ狙うなら、もっと細いハリスで針数を増やした方が釣れるのだけど、仕掛はイサキよりも外道にあわせるのがここのスタイル。

中写真:この日の釣果。イサキは小型をリリースしても25-32cmが21尾。強風の悪コンディションの割にはまずまずの釣果ではありますが、本命の外道(?)は混じらず。

 残念ながら、風が強くてアオダイが混じる深場を攻めることはできませんでしたが、浅場でイサキが活発なアタリを見せてくれました。また、同行の釣り友は、モロコ仕掛を下ろすもアタリなし^^;。

 気張らずに島まわりの遠征を楽しめるところがこの釣りのいいとこでしょうか。網代からの行程も2時間ほど、船代も16Kと、遠征の中では手軽です。キーパーやビシ(100号ステン缶)は貸してくれるので、荷物も少なくて済みます。

 ちなみに、この日使った竿は、CyberStickの210L。ハナダイやイサキ用のこの竿にでかいの掛けてバトルをしてみたかったけど、次の機会までお預け。

 実はイサキの後に、夜アカイカのリレーという強行スケジュールを組んでいたんですが、風が収まらずに夜アカイカは出船中止でした。

下写真: 遊漁船最大級19t船のつちそう丸。ベッドも人数分あるので、往復ぐっすり眠れます。

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