駿河湾での長竿アオリはドラマティックなエンディング  由比/松浦丸  2005/05/21

  野毛屋アオリも終了し、かねてから行ってみたいと思っていた駿河湾アオリに初釣行してきました。宿は由比/松浦丸の午後船。

 船長いわく、「朝くればよかったのになぁ、一人で4杯釣ったよ」。それなら午後も期待できるんじゃない、と5人で出船。ポイントは港のすぐ近く。

 ここでは自分で底を取る釣り方。根が近かったりすると、船長がアナウンスしてくれますが、水深は微妙に変化するので、まめな棚の取りなおしがポイントになります。

上写真:係留中の松浦丸。由比は船が非常に多く、あらかじめ係留場所を確認しないと探すのは骨です。松浦丸は、堤防の一番奥のところにあります。

 午前とはうらはらに、午後は乗らない…^^;。船長も困った様子。3時間ほど誰にも乗りはなく時間が過ぎました。沈黙を破ったのは、私と対角の左トモの釣り人。2.4kgのナイスサイズ。これでやる気が復活したんだけど、その後はキロ級のが左前で上がったきりで、右前の私はかすりもなし。

 「あと5分で上がります。今日は釣果でなくてすみません」のアナウンス。てえとアオリは最後まで諦めてはいけない、と心に言い聞かせながらしゃくり続けて、もう5分たっただろうかという頃…乗った。

 まさに時間ギリギリのヒット。長竿を小気味よく引っ張りこんでくれたのはキロ級のアオリでした。やれやれです^^;。

中写真:最後の最後で乗ってくれた1杯。正確に測ってないけど、キロにちょい欠けるくらいかな。

 これを見て「もうちょっとやってみましょう」と船長。その後、左トモで1杯上がって、船4杯で沖上がり。まあ、この時期にしては良くはないけど悪くはないという釣果だと思います。しかし、最後に型みて良かった…。これがあるから釣りは最後まで諦めてはいけないです。

 船長に、「長竿でやる人いる?」と聞いたところ、ぽつぽつと見かけるようになったそうな。静岡にも長竿アオリの波は徐々に押し寄せているようです(^^)。ただし、慣れない人が多く、長竿を頭の上まで振り上げる人が多いそうです。長竿アオリのしゃくりは、穂先を軽く跳ねさすだけでOK。ここの動画を見てもらえればすぐにわかります(^^)。

さて、長竿アオリ元年の2004シーズンもこれで終わりかな…??来シーズンが今から楽しみです。

下写真:最後の最後に活躍してくれた銀河系餌木アオリーQレアルマドリッド、なんのこっちゃ^^;。下地マーブル、背がピンクです。船長に聞いたところ、やはり駿河湾でもピンクがよく当たるそうな。

inserted by FC2 system