タチウオ不調でもアジでフォローのリレー乗合 鹿骨/豆や 2005/09/10
豆やさんにお邪魔したのは、タチウオ&アジのリレー乗合。一日に2魚種を狙うリレー船は、ひとつぶで2度美味しい釣り。2種類の釣りと食味が楽しめるのは大きな魅力です。この日は他にイイダコ&シロギスのリレーもあって、どちらも乗りたいところだったけど、タチウオ&アジを選びました。
まずは金谷沖の18mでタチウオ開始。しかし、この日は近来まれに見るタチウオ不調の日。数十隻の船が攻めているも、上がったのは船団全部で数本だけ。私のタチウオ経験の中でも、もっともタチウオくんの機嫌が悪かった日でした。アタリもなくタチウオは撃沈。
しかし、こっからがリレー船の強み。タチウオが駄目ならアジがある!ということで、ちょいと早めにアジに切り替えて気分もリセット。
上写真:新中川にある豆やの船付場。川をくだって旧江戸川に合流し、浦安ディズニーランドの脇から海にでます。
航路まわり、第三海堡とアジ場を攻めるけど、最初はなかなかアタリがこない。W撃沈かぁ?との不安がよぎったんですが、そこは律儀なアジさん。中ノ瀬で入れ食いモードに入りました。
食いが立ってくると21-22cmの中アジがばんばん食ってきます。交じりのサバもでかい、水深が20mと浅いので引きも強いです。
いつしかタチウオのことは忘れて、アジ釣りに没頭(^^)。
中写真: 金色に輝く幅広アジ。包丁を入れると身は真っ白で、極上の味です。
ざっくり刺身にして、酢飯の上にこれでもかってくらい敷き詰めて、薬味と醤油をぶっかけてかきこむと旨いですよ〜。
終わってみれば私の釣果はアジ23尾。こんだけ釣れればおかずは十分。
リレー釣りの良いところは、こういう不調の日でもどちらかがカバーしてくれるところですが、実はリレー釣りの真価は好調な日にあります。それは、ひとつの魚を釣り過ぎないってこと。
例えば、タチウオだけ30本釣るのと、アジだけ60尾釣るのと、タチウオ10本とアジ30尾釣るのと、3通りのうちどれを選択するか、というと、だいたいの人は最後のを選択するんじゅないかと思います。たくさん釣るのは楽しいけれど、やっぱりいろいろな魚をいろいろ料理して食べたいですよね。リレー船だと、釣果が大人しいとか、餌やコマセの用意に手間が掛かるとか船宿さんの苦労もありますが、ツリオヤジにとってはありがたい選択肢です。
詳しい模様はつり丸の10月15日号で紹介します。
下写真:イイダコ&キスリレーも出船中。この日はキスが不調だったので、イシモチ狙いにシフトするというフレキシブルな釣りでした。こっちのリレー船も乗りたかったな(^^)。