餌木で狙うイカは、アオリ、スミ、カミナリの三種  上総湊/かず丸


 上総港といえば、なんと言ってもメジャーなのがシャクリダイ。餌餌に手バネを使ってマダイを釣るシャクリダイの釣趣は抜群です。かず丸ももともとはシャクリダイを得意としているけど、オフシーズンの寒い時期に専門にしているのが餌木イカということは意外に知られていないようです。今回は、餌木イカ狙いでGo。狙いは、アオリイカ、スミイカ、カミナリイカ(モンゴウイカ)の3種、すべてが本命です(^^)。

 私以外はみんな手バネスタイル。この手バネの餌木釣りはまた面白いんで私も大好きなんだけど、今日は最新流行の長竿を使いました。アオリ、スミイカ相手には長竿の効果は実証済、さて、モンゴウイカにはどうだろう?

左写真:この日の釣果15杯と大漁。竿は海人餌木シャクリ300、リールはVS200。

右写真:どかんとバケツに横たわるのは、良型のキロ級モンゴウイカ。乗せた時の衝撃は楽しいのなんの。

 この日は朝のうちナライがかなり強くて海もあまり良くない。船長は風裏にあたる金谷前を釣場に決めました。ほどなく私の竿にズッシンと乗りが到来。上がってきたのは小型300gながらスミイカ。次いで操船の傍ら竿を出していた船長には良型のキロ級モンゴウイカ、あれを釣りたいなー....。

 餌木のローテーションをコウイカ系向けにしながら探ると、ズドン!と来ました。しゃくり上げた竿がぐんにゃり曲がって動かない、まるで根ガカリのよう。

 水面に姿をみせたのはでかいモンゴウ。大きいのは2kg級もいるとのことです。東京湾のモンゴウは食べても美味しいのが特徴。

左写真:この日のローテ。右端がモンゴウに大当たり。魚矢特注カラーのゴールドサクラエビです。

 さて、スミイカ、モンゴウイカときて、残るはアオリだけ。しかし、この日は潮がウルトラクリア。こんだけ澄んでしまうと、アオリさんはどこかに行っちゃったみたい。でも、変わりにスミイカ、モンゴウイカがガンガン乗ってくれる、これには楽しませてもらいました。終わってみれば、釣果は15杯と大漁ほくほくの沖上がりとなりました。

 詳しい模様はつり丸で紹介します。

下写真: 上総港の入口近くに係留してあるかず丸。駐車場はここの右奥。朝はまず宿に寄ってから乗船します。

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