相模湾ヤリイカ、今シーズンは絶好調   鶴見/富士丸

 とにかく今年はヤリイカが乗ってます。シーズン初期の相模湾は長井沖、江ノ島沖、茅ヶ崎沖と乗ったかと思えば、東京湾口の富浦沖から久里浜沖、西にいけば小田原沖と広範囲に拡大。夜ヤリイカも初島沖で近年にない爆乗り。さらに大場所の、洲崎沖、沖ノ瀬、城ヶ島西沖は年が明けてもノリノリ持続、と、こんだけ広範囲で、さらに長い間好調が続いた年はここ20年の間でちょっと記憶にないくらいです。

 さて、そんな好調種目のヤリイカ狙い、お邪魔したのは鶴見の富士丸さん、でした。

上写真:胴長40cmのジャンボサイズ。この2杯が一荷できました、重かった〜。

 大原や網代の富士丸には何度もいっているのだけど、鶴見の富士丸は始めてでした。江戸前の釣りものが得意、という印象だったけど、ところがどっこい、イカ乗合は季節ごとにムギ、スルメ、アオリ、ヤリと出しています。まわりに船宿がない浅野駅の近くのせいか、イカ船はけっこう空いています、意外な穴場イカ乗合かなとも思いました。

 ここの佐島同様に渡し船を使います。渡し船で橋げたをくぐって本船に移動、7時に好調ヤリイカを求めて南へGoです。

左写真:こちらは中小サイズの4点掛け。この日は2,4,4,3と、4連続の多点掛けもありました。

 さて、船長が向った先は、な、なんと、沖ノ瀬です(^^)。鶴見からだと、ちょっとしたプチ遠征、いや、立派な遠征です。所用時間は追い風で2hours、東京湾を縦断、剣崎を過ぎて、さらに大島がよく見える相模湾のホットスポット、沖ノ瀬に到着。下田から新島行くよりも距離あるんじゃないかな?これで9000円は安いです、油代はかなり掛かるはずなので。

 釣り開始の合図でさっそく型がでます。つり丸の取材だったので、写真をパチパチ。北風なんだけどけっこう吹いてて海が悪い。私は最初は直結仕掛けでスタートしたんだけど、ばらしが続出^^;。やっぱし海が悪いときはブランコが良いですわ^^;;;。

左写真: 11cmのプラヅノ。カラフル針とたまご針のミックス仕掛です。

 写真も撮ったし、さあ釣るどー!と気合いれたところで、潮まわり時間が長くなってしまいました。反応が薄いようで、なかなか船長からは投入の合図がでないです。しかし、近藤耕一船長は、合図を出したときはまずイカの上にきっちり乗せてくれます。良型ダブルを皮切りに、4,4,3と流すたびに多点掛け、今風に言えば、フォー!でしょうか^^;。

 後半はでっかいスルメも混じってきました。ポイントは終日沖ノ瀬の160〜170m。途中、イカをうば食いされることもあって、引きからするとタイって感じです。

左写真: 型がいいのでバケツの中でななめになってしまうヤリイカ。そろそろ♀は卵を持ちはじめています。

 終わってみれば、私の釣果は20杯で頭だったようです。午前中の海がけっこう悪かったんで、数的には普通ですがこの日は他船に比べても良い釣果でした。良い日は頭で50杯前後いってるんで、いくならいまか、ふじわらのりか、です。

 帰りはキャビンに潜ってうとうとしてたら鶴見に着いていました。プチ遠征ヤリイカ、たまには良いもんです、満足ないちんちでした(^^)。

下写真:渡し船からの一枚。左端がヤリイカ船、右はマコガレイ船かな、この他にショウサイフグ乗合も開始になりました。この日はフグは試し釣りにいってました。

 

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