最後に一枚、居眠りの後の1.9kg^^;  2006/07/17   金沢八景/野毛屋

  ゴールデンウィークでは大シケで早上がりだったエビタイ、遅れていた潮も直ったようで、やっと釣況が上向いてきました。ここ数日は連日2キロオーバーが上がっていて、アタリもバラシも多い状況。フグスタイルの矯正指導も終わった^^;ので、心沖なくエビタイ船に乗りました。

左写真: 最後の最後にきた1.9kgの♂。実は居眠りこいてて、目が覚めてあわてて竿を出したらすぐに食いついてきました。嬉しいやら恥ずかしいやら…。

 前回に続いて、今回も長竿でチャレンジ。竿は海人餌木シャクリ。アオリイカ用の長竿なんだけど、胴の張りが強くて丈夫なため、きっと大鯛がかかっても大丈夫。

 今日は中潮の後の小潮の初日。潮はどんどん小さくなっていくので、おそらく時合はそう長くないはず。いつ時合がきても最初の一枚を引っ張りこめるように、朝一から気合入れて集中です。

左写真: 次世代向けエビタイタックルになるか?海人餌木シャクリとカルカッタ小船400の組合せ。

  さて、今日の潮は9時くらいから15時までずっと落と潮です。ということは、第三海堡での勝負、鴨居大根には行かないでしょう。

 勇治船長は朝一では昨日一枚1.9kgが出たという海堡西側で開始、潮が利いてきたら本命場所の東側へ移動する作戦です。

 西側ではアタリなし、東側へ移動。さあ、勝負の時間は近いはず。

左写真: 野毛屋スタイルの、18号テンヤに頭縛り。これでハードなシャクリを繰り返します。

 最初のアタリはわたしに到来。底から離れない、首を振る引きが伝わってくる、てえならでかい!と思ってんだけど、勇治船長はすぐに気づいてました。ホシザメのスレ…。

左写真: ホシザメは紛らわしい外道です。この日は2尾も釣ってしまった…。

 ついで勇治船長、手バネ道具をだしていました。グッと道糸を手繰る、二手、三手、しかし「おわっ!?」の声。ばれた?

 「魚いて止まったんだけどなー、でかかったけど、フッと外れた」と首をかしげて、頭のまわりには?が飛んでました^^。

 仕掛を上げてみるとなんと針が折れていた。良型だったけどなー、と悔しそう。

 その後、ミヨシでヒットさせるも途中でバラシ、さらに別の人は合わせそこね。タイの顔をみずに潮止まり。

 船の移動中、わたしは思わず居眠りこいてしまった、30分くらいかな。目を覚ますと時間がもうない、船長に照れ笑いでごまかして、一応竿をだしました。最後くらい真面目にやんないと船長にも悪いもんね。

左写真: てえの腹の中が妙にざらざらしているなと思ったら、胃や腸からは大量のカラスガイの殻がでてきました。「おめーはクロダイか?」とツッコミ入れてしまいました^^;。

  そして、ヒットしたのはこの直後^^;。

 コツンのアタリに無意識に大あわせ。長竿がぐんにゃり曲がって、竿先はバタバタ振れています。隣では勇治船長の「食ったーっ!」の声が。

 これは楽しい、竿はぐいぐい引っ張られるんだけど、長竿がそれを凌いでくれる。鴨居式シャクリでは先調子のカワハギ竿のようなタイプを使うけど、それとはまた違った楽しさがあります。

 浮いてきたのは1.9kg、そしてタイムアップ。船中これ1枚だっただけに、嬉しい一枚。そして昼寝こいてしまっただけに、恥ずかしい一枚でした。

左写真: 掛かったのは孫針でした。次は親針上顎貫通を追求します(^^)。

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