往年のポイント復活か?相模湾でビッグなアカムツ連発

2006/11/03 三崎・いわき丸

 日刊F.Net のメルマガを読んでいたら、三崎のいわき丸でアカムツ乗合が出船していると書いてある。いわき丸のアコウ乗合には乗りたいと思ってたんだけど、なかなか乗る機会がなかった。ちょうど3日の予定がど暇だったので、アカムツに決定。

 前日に電話でオモリを聞くと200号とのこと。仕掛けは船の上で作ればいいや。200号なら竿はDeepCruiserの150W-270がぴったり。水深はそう深くはないので、リールはSHIMANOの4000R(PE8号400m巻き)。

 宿に着いてお茶をもらいながら大船長に仕掛のスペックを聞いて船へ。3連休の初日、陽気は最高。イカ船はそれなりに乗っているんだけど、根魚船は少なくて、私のほかには常連さんが一人のみ、ちょっと寂しい。

左写真: このサイズが釣れるとは正直期待していませんでした。

 仕掛は胴付きの5本針。間は、枝間1.5m、ハリス長80cmで、クレン親子サルカンで接続、針は、ホタ釣を使ったけど、普通のムツ17号前後で良いと思う。針まわりのアクセサリには、夜光ワームカットのピンクとグリーン。そしてフラッシュライトのSを付けて、これは外道が多ければ外すつもり。

 餌はカツオの腹身を船で用意してくれます。

左写真: DeepCruiser 150W-270は、アカムツ/クロムツにうってつけ。オモリ150-250号の範囲でちょうど良いです。これ持ってるんで、DeepImpact RX-0を買う踏ん切りがつかない^^;。

   さて、第一投め。270mからの駆け上がり、と船長のアナウンス。3度ほど底立ちを取り直していると、ガクガクガクッと派手なアタリ。

 これはいままで何度も経験したこと。そう、ツノザメの入れ食い^^;。船長に「来たかい?」と聞かれたけど、「アタリがでかすぎるからサメだと思う」。

 ドラグは締め気味にして、低速で巻き上げ。途中でブレーカーが上がったので、スイッチを指で押しっぱなし。水面近くでもガクガクッ。本人はすっかりサメだと思ってる^^;。

糸をたぐって水面にぼやーっと赤い影が… で、でけーアカムツ(@_@)。後から考えると、サメにしちゃ引きが鋭すぎたわ^^;;;。すっかり大型アカムツの引きを忘れていました。ひさびさに、"釣れちゃった釣法"を炸裂させてしまった^^;;。

左写真: 船で用意してくれる餌。カツオの腹身。匂いがけっこうキツイのが餌に良さそう。朝の一発はこの餌にきました。

 針の位置は下から2番目。アカムツに限らず、根魚釣りではもっともホットな勝負ポジション。下から2番目の針に勝負餌をつけろ!はTERUさんの教えでもあります。

 第一投は、持参した冷凍ソーダガツオが解けてなかった^^;んで、5本針にすべて船で用意してくれたカツオ腹身をつけました。

ちなみに、この後の2本めも、ポジションは下から2番目の針。餌は持参したソーダの短冊でした。

 他の魚(ユメカサゴなど)もカツオの腹身への食いが良かったので、特餌を持参する必要はないと思います、船宿の餌で十分。

左写真: タッパが高くてでっぷりと太ったアカムツ。2.1kgと1.7kg。

 その後、潮が止まって、シロムツ、アゴナシ(ギンメダイ)、ノドグロ(ユメカサゴ)がぽつぽつ。場所によっては、オキギスやカラスザメ、ツノザメも食ってきたけど、邪魔なほどではないです。

 昼過ぎ。潮がちょっと流れてきた。底をまめに取り直していると、コツンと小さなアタリ。ロッドをキーパーに掛けたまま竿を起こすと、ガンガンッ!

 今度は最初からアカムツと確信^^;。ゆっくり巻き上げ開始、途中の引きで、針穴が広がらないかハラハラドキドキ。海面に姿をみせたのは、ひとまわり太いビッグなアカムツでした。今度は、釣ったという実感は十分(^^)。

左写真: 北条湾の奥から出船するいわき丸。大きい方はイカ系、小さい方は根魚系で出船。

 この日はこの2本で沖上がり。こんなサイズは1本釣れれば満足の魚ですので、もう顔はにやけっぱなし。

 船長はアカムツの場所はいくつも知ってて、今日は一番でかいのが出る場所だったそうです。ロラン(GPSじゃないよ)を使う前からヤマを立てて魚を釣っていた大船長、頭の中には根魚ポイントが詰まっているようです。今日のナイスな釣果に感謝です。今度はアコウ船で乗せてもらいにこようっと。

下写真:秋はアカムツの産卵期。南伊豆でもそうだったけど、でかいアカムツが真子持ってます。これもまたノッコミの大型なのかな。

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