ひさしぶりのバリ食い、いまがチャンスの久里浜ハナダイ |
2006/11/14 金沢八景・野毛屋 |
今年はフグ竿やアオリ長竿の発売もあって、野毛屋といえば、フグ、アオリのイメージができつつありますが、なんといっても私が通い始めた13年ほど前の野毛屋は、ウィリーによるタイ五目(当時はコマセシャクリ、という呼び名が通っていた)の全盛期。
ウィリーハナダイしゃくりひとつで釣果に差がでる釣り、この釣りに萌え〜、のマニアは多いです。
ここんとこ、ハナダイが釣れる期間が短い。小型のハナダイが数がいないのが原因かと思うんだけど、それでも年に何度かは爆発する。昨年はそれが9月だった。
上写真:この日の釣果、ハナダイ10枚にサバ交じり。デコダイもいます。
昨年は9月のバリ食い時期に行きそびれてしまった。今年は9月にスタンバイしてたんだけど、なかなか食わない。それがやっと沖の根で食い始めたのが11日、アオリ取材の日でした。
昨年より2ヶ月遅れ?まあそんなことはどうでもいいや、早くいかなきゃ!、と仕事をやりくりして駆けつけたのが14日。
しかし、仕事休んだのが神様の怒りに触れたか?海は大シケ。天気図はちらと見て、低気圧が上手にあるんで南が吹くかなとは思ったけど、こんなに吹くとは思わなかった。南西15m/sの大シケでした。
左写真: これでみるとそうでもないけど、船はどったんばったんでした。
それでも反応はよし、アタリもバリバシ、しかし船が揺れるので合わせが決まらない^^;;。ばらしまくり。
この日は釣場速報の取材で加藤さんも来られていたけど、大苦戦でした。
やっとツ抜けしたところで、剣崎では19m/sも吹いてきた。もう限界、早上がり。けっきょくこのあとは20m/sまで南西が吹いてしまいましたわ。
左写真: 仕掛けも古い、2002年モデルでした^^;。
まあ、数こそ10枚と、前日の43枚に比べて少ないけれど、この天気じゃしょうがない。
ハナダイは産卵シーズンで、真子白子がぱんぱんでした。脂も乗ってます。交じりのサバもうまかった。船では他にイナダがでたけど、私はイナダかけてもハリスぶっちでした。
左写真: ♀のハナダイからは真子、♂からは白子がでてきます。
今は30cm級の良型の群れです。いつもなら、大型はそう長くは続かない、この後、小型の数釣りモードに入れば、例年通りのペースなんだけど、さてどうなるか?いくなら早いうちが良いのは間違いないとこです。
では俊之船長のコメントを拝借
匹 数 | 0〜10枚 | 大きさ | 0.4〜0.8s | ポイント | 久里浜 |
コメント | |||||
今日もタイのみの釣果ですが、久々にイナダも何本かヒット。 陽気の変化でイナダ復活!? ・・・と一瞬そんな事を思ったんですけどね、でもそれ以上に食わせる人はタイの当たり活発。 ただハリ掛かりさせるまでにはいかず、魚に負けないくらいの風当たりの中苦戦しっぱなしでした。 そんな強風の中でも反応はバッチリ出てたんで頑張ってみましたが、魚との勝負の前に風当たりに負けて12時半早上がりでした。 本当は昨日の様子だとここから!・・・って感じだっただけにホント残念です。 また明日、リベンジしたいと思いますので宜しくお願いします。 それとシャクリ重視の釣りになるので道糸は8号、最低でも6号のものを巻いてきてください |
左写真;八景につく頃には静かになっていました。青空にぽっつり、のどかな変な雲がかかってた。