東京湾のスミイカ仕立 |
金沢漁港・久保弘丸 2007/01/14 |
先々週のスミイカは1杯というシビアな結果、しかし、翌週に爆弾低気圧で西風が吹いて、東京湾のスミイカの釣果は上昇。リベンジを果たしたいところで、サトさんが仕立に混ざらないかとの声をかけてくれた。前日の日立久慈取材が無事終わったらでも良いというお言葉に甘えて、身内の仕立船に混ぜていただいた。
船は金沢漁港の久保弘丸。仕立専門で、東京湾の釣りはほとんどOKの船だ。
上写真: 釣果倍増!?といっても1が2になっただけなんで、たいしたことはないなー...^^;
船長が選んだポイントは下浦沖の60mダチ、スミイカとしてはシーズン後半の水深。ひたすらしゃくるが、乗りは遠い。船で数杯が上がったが、後が続かない。船長は剣崎に移動した。
ここで私に乗りがきた。400gのスミイカ、なんとか型をみてホッとする。すでにサトさんは私より一足先に型をみている。
左写真: 久保弘丸の船長自作のスミイカテンヤ。シャコはたっぷりあったが、このシャコは関西から取り寄せているとのこと。今年は東京湾のシャコが不漁で、スミイカを看板にしている船宿は苦労している。
この剣崎沖の流しが好調で、何人かの人が型をみた。私に続いて乗りがきた。しかし、ここでミス。
竿をしゃくりあげながら、リールのハンドルに手をかける、リールを巻きながら糸のたわみを取りつつ、竿先に十分にスミイカのテンションをかける…のが、スミイカを乗せた後のお決まりのフロー。
しかし、リールのハンドルに手をかけ損ねて、スカッ!と空振り、竿を立てたまま急いでリールのハンドルを掴み直して巻き始めたが、その時はすでにスミイカはさようなら。
左写真: 久保弘丸ではライフジャケットは着用の指示がある。持ってない人は膨張式のライフジャケットを貸してくれる。
続いてまたもや乗りがきた。
今日は好調だ。
しかしまたもやズッコケ。
かなりの重量感で、500g以上はあると思ったら、5m巻いたところで、フッと重さが抜けた。
なんでバレたのかわからない(?_?)
上げてみたら、スッテの針が折れていた…。このメーカーのテンヤ針、細くて錆が出るんだよね…。やっぱテンヤは自作しないといけないか?
サトさんは好調に数を伸ばしている。やはり毎週やっている人には勝てない…。
左写真: 良型のスミイカ、アングルもよいけど、逆光なんで場所を移動して取り直そうとしたら…
その後に、私は一杯を追加したものの、また潮が止まってしまった。
上げ潮に期待。一瞬、バタバタと乗る潮もあったけど、その後はまったりとした雰囲気に。
船長は剣崎沖から、下浦に戻り、さらに鴨居沖を流す。
左写真: スミイカの必殺技その1、回転潮噴射。これでテンヤから落ちてしまいました。ちなみに、必殺技その2の、回転墨噴射の方が破壊力が大きいです。
終わってみれば船の釣果は0〜7杯。スミイカ初めての人もいたけど、初めてではちょっと厳しい日だったと思う。7杯釣った人は超ベテラン、自分のスタイルが 確立していました、さすが。幹事のサトさんは次頭の5杯。
さて、私はやっと新しい竿に慣れたけど、まだまだミスが多すぎる。もっと通わないとダメダメ。
でも、今日の釣りは楽しかった。わいわいとしたにぎやかな仲間うちの仕立船に混ぜてくれたサトさん、ありがとう。
下写真:金沢漁港の久保弘丸。アットホームな雰囲気の仕立船です、沖上がりの味噌汁が美味しかったー。