今年は調子がいいぞ、相模湾アコウ

葉山鐙摺・まさみ丸 2007/02/12

 葉山あぶずりのまさみ丸といえば、昔から相模湾アコウ乗合の看板を掲げている船宿さん。使うオモリは250号なので仕掛けの扱いは楽、水深は400m-500mなので、PE8号800m巻きのリール、Command X-4クラスがあればできる、さらに仕掛けは使いまわすので、一日一組の仕掛で足りることがほとんどという、まさに手軽なアコウ釣り。

 今年は数がでてるし、すでに4.5kgの大型も浮上している好調さ。宿につくと、「まだ取材に来ないのかなと思ったよ(笑)」と声をかけられたくらい(^^)。

左写真: この日の最多掛けの3点掛け。

 2/12は3連休の最終日。実は前日、前々日はフィッシングショーで、エイテックのお手伝いの説明員。かなり疲れてへろへろ状態の取材でした。

 天気は上々、風なし揺れ無し、日当たり良好ぽかぽかの最高の陽気。深場釣りはこういう陽気だと楽なんだよね。

左写真: 浮上したアコウ。真っ赤なアコウが浮いてくる時ってわくわくします

 さて、船は港をでてから南下し、長井沖へ。水深は420m、深くなりますよと船長のアナウンス。

 仕掛を落として底を取る、水深よりかなり糸がでる。立ちを取り直すと糸がどんどんでる、こりゃ潮が速いや。

 船長も、「潮が速いなー」と言っている。糸は水深より100mも余分にでることも。こういう日があるんで、道糸は800m必要なんだよね。

 潮は速いけど、アコウの御機嫌は上々。一流しめからアコウが浮上。

左写真: 年配の釣り人にも良型。2キロ級のアコウ。

 流し替えのたびに、船のどこかでアコウが上がる。空振りの流しはほとんどなし、しかも型が良い。半分くらいは2キロ級、こりゃあいい日だ。

 私にもやっとアタリが到来。潮が速くて糸をそこそこだしているんで、アタリは小さいけれど明確。こりゃアコウのあたりだろう、それーっと糸をだすだす。でも、アタリが続かない、巻いてみると下から2番目の針に1キロのアコウが掛かってた。

左写真: 私の1尾め、型みてホッ。

 昼になってもアタリは続く、最後の流しでは私にアタリで2尾め。トモでは本日最大の3キロが浮上。これにて本日のつりは終了。

 船中釣果は0〜6尾、残念、ボーズは1人。最大は3キロ。平均2,3尾と好調そのものでした。私は1キロが2尾でまずまず。

左写真: 針は写真のように船べりに並べればオーケー。特に磁石板とかも要りません。慣れない人なら5本針を使えばらくらく。クロムツ釣りと変わんないです。

 この好調にも、飯田正美船長はいたってクール。「毎回こんなにうまくはいかないから」。この釣果をみて、いつもこんなに釣れると思われるのは、船長としてもツラいと思う。だから、「アコウは型を見れば良い釣りだと思って遊びに来てほしい」。うん、まさにその通り。

 さて、まさみ丸のアコウについてよく聞かれること。

投入は? 順番投入、ミヨシからの場合がほとんど。
巻き上げは? 各自好きなタイミングで巻いてよし。
あたったら? 送りこむのが基本。
針数は? 5-8本が標準。5本針でも遜色ない釣果。
リールは? CX-4 PE8号800mで十分
ロッドは? オモリ250号にあわせた深場竿。DeepImpact RX0など。

 さらに詳しいことは、つり丸3/15号で書いていますので、そちらも合わせて御覧になっていただけるとありがたいです(^^)

左写真: この日最大の3kgアコウ。これ1本とれたら満願だよね。

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