御前崎のっこみダイに爆釣デビュー

御前崎・増福丸 2007/04/06

 駿河湾の乗っこみポイントで、西伊豆と並ぶメジャーポイントが御前崎沖。これまでなかなか足が向かなかったのは、竿が長い、ハリスが長いという当地独特の釣り方と、そして距離が遠いという理由。

 まあでも、いつまでもそんなこと言ってられないんで、この日は釣り仲間のI氏を誘って平日釣行。船は最初は地元、ということでトウチュウの増福丸さん。

左写真: わたしのこの日最大サイズ、4kgジャストのマダイ。

 小森とかカド根とか、媒体にはいろんなポイント名がでるんだけど、この日は港を出てゆっくり走って10分くらいの超近場。船長の話では、今年は水温が高くて、近場でのっこみが始まったそうな。

 ハリスの長さを聞くと、12m。「えー、そんなに短いの?」と拍子抜け^^;。まあ、短いのにこしたことはないので、8ヒロで仕掛を作って、針はマダイ針9号を結ぶ。

写真左:開始一時間の釣果。

 船長の指示棚は上から30m。35mまでビシを下ろして、コマセを振って30mで置き竿でアタリを待つ、オーソドックスな釣り方。最初の流しはからぶり。次の流しで、船中最初のヒットは左舷胴の間の私。

 小気味よい引きを楽しみながら上げたのは1キロのマダイ。小型だけど、この魚、顔を見られればひと安心。次いで、右舷でも2キロ前後の型が上がり始めた。私にはイサキ、ショウサイフグと食ってお土産確保。反対舷では、本日最大の5.5kgが上がった、いいなー。

 1時間くらい経ったころから潮が止まって、アタリも餌取りもなくなった。船長がわたしに「ハリス伸ばしてもいいよ」とひとこと。ん?棚さえ守ればあとは自由な判断でやっていいってことね、それは有り難いと4ヒロ伸ばしました。

左写真: 4kgのマダイです。持ち方がへたっぴだったなー^^;;。 あ、そうそう。ちゃんとライジャケ着てます。

そして、ドカンと来たのが4kg。これはちょっと焦った。底への戻るパワーがかなり強かったんで、6kg級だと思ってやりとりしてた。水深が浅いから元気だったのかな?ちょと大きさを読み間違えました^^;。

 それからは好調そのものでした。キロ半が食った、今度は2.3kg、イサキだカイワリだショウサイフグだ塩焼きサイズだと、連釣して、最後は10分前の合図があってから1.5kgの綺麗な♀を釣り上げてフィニッシュ。

左写真: 竿はいつものアルファタックルブルークォーターR2P330。リールはABU7700CT、このドラグ性能と、ハイギアの機動力がコマセダイでは活躍します。この釣りではなかなか電動リールが使えないなー(^^)。


 さて、船中0-7枚で、最大は5.5kg。わたしが7枚で、4.0kg, 2.3kg, 1.5kg, 1.3kg, 1.0kg, 600g, 500g と、大中小とそろいました(^^)。

 交じりには、イサキ30-35cmが6尾、ショウサイフグの28cm,30cmが2尾、カイワリ26cmが1尾と、お土産もたくさん。クーラーは釣り仲間のを貸してもらいました^^;。

左写真: 増福丸は7.9tの漁船。御前崎港では標準的なサイズのようです。

 好天と好釣果に恵まれて、最高の御前崎デビューとなりました。

 さて、これまで避けていた長ハリス(というかペットボトルに巻くのがイヤだったんですけどね)も、12mなら、状況によっては使う長さ。それから伸ばした18mも、ハリス4号ならば十分に扱える長さです。ただし、この日は風がなかったんで簡単だったけど、風が強ければ15m以上の長さではペットボトルなどの長尺対策がいるのかもしれません。

左写真: 沖上がり後は、軽トラックでお茶菓子のサービスと清算を行います。オキアミは別料金。追加分もここで申告します。

 竿はR2P330で十分でしょう。波が高い日であれば、手持ちで揺れを吸収するので問題ないと思います。常連さんにも特に長い竿は見当たらなかったので、長竿、長ハリスは過去の思い出(笑)になりつつあるのかもしれません。まあ、もっといろいろな時期にいろいろな船に乗って経験値を積まないとわからないことですが。

 ということで、望外の好釣果に恵まれた御前崎沖。これから毎年通っちゃいそうで怖いです^^;。

左写真: お腹の中には白子や真子がたっぷり。

 

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