先々週の釣りでは、水深は深めながら抱卵むちむちの♀鯛が３枚釣れて、ノッコミ爆発の雰囲気むんむんの初島沖。満を持しての取材釣行でした。

　しかし、5/26の土曜、前日から南西風で大荒れ。風は止んだんだけど、沖からはうねりが押し寄せて、最悪の二枚潮。これだとコマセ使う釣りはキツイです。船長も糸を立てるのに苦労しっぱなし、ポイントをうまく流せない。

　反応は出てるんだけど、なかなか針の餌を食わせらんないまま日が昇って潮も止まって反応も浮かなくなっちゃった。仕方なく船長はおみやげ釣り、キントキ入れ食いで終わりました。

　マダイはいる！このままじゃ終われない。

左写真：　キントキ入れ食いでした。これはこれで面白いけど、やっぱマダイを釣らないと記事にしたくない^^;。

　土曜の最後の方は潮が直っていたと木部船長。この潮なら、明日は顔くらいは見られると言う。普段は絶対に大口を叩かない木部船長から、型をみられるだろうという言葉を聞くことほど心強いことはない。温泉で疲れをとって、5/27にリトライ。

　場所は昨日と同じ、反応もでているらしい。潮が直っている、という船長の言葉通り、最初の流しから竿が曲がった。この日は私を入れて４人だけど、まずは右のミヨシで６００ｇほどの小型がきた。タイの機嫌はいいぞー！

左写真：宇佐美港に係留してある富八丸。

　さて、ここまで顔を見ていないのは右のトモだけど、 ９時過ぎにも来ましたよ、上の右写真。２キロちょいの本日ここまでの最大サイズ。これで４人で仲良く１枚ずつ、全員が型をみました。

　これで取材的には満足なんだけど、終了１時間前に私の竿に大型ヒット(^^)。

　新しく買ったロッド、ブルークォーターホワイトスピーダー300が、強烈に絞られます。

　底からなかなか離れてくれません。ハリスは3号、無理できない。ゆっくりゆっくり浮かして額は汗だく^^;。

左写真：　やっぱMPGロッドのパフォーマンスはスゴイわ。ここから復元力を発揮して、じわーっと浮かせるんですね。

　底での引きは昨年の6.5kgを凌ぐようにも思えました。

　ぶわっ！と浮いて、船長のタモに収まったのは左のマダイ。元気な男の子、4.8kgでした。

左写真：　マダイはいつ釣っても嬉しいなー。魚の中で一番嬉しいです^^。

　このマダイ、骨にこぶがある健康優良児、そのせいか、引きが強くていつまでも衰えなかったのかな？

　身も脂が乗って、サイズのわりに締まっていたので、刺身、ソテー、塩焼でいただきました。美味しかった。

　詳しい模様は、つり丸の7/1号でレポートしますので、そちらも御覧になっていただけると嬉しいです。