新機軸の釣り教室、親子deエンジョイフィッシング

松輪・新徳丸 2007/07/1(Sun)

 さて、前回のシロギス教室に続いて今回はカサゴ教室です。

 どうもカサゴ釣りってのはマイナー視されているのか、前回、前々回のシロギスに比べると申し込みの勢いがない。定員に満たず、船は新徳丸一隻で足りてしまいました。なんか引っ越す人がたくさんいて、新学期からクラスが減ったような気分だ。

 剣崎では、カサゴの乗合がありません。港前の際のところは、他の港の船は入ってこない。たまに仕立がおみやげ釣りやる程度。ってことは、カサゴ手付かずのうはうはポイントがあるって可能性も高い、ベテランはそう思います。

 なので、今回のカサゴ教室は親子deエンジョィフィッシングの中で、最大の狙い目だと私は思ってたんだけど、なぜか人気がなかった^^;。まあ、新聞などで告知が少ないってのも理由ではあると思いますが。

左写真: お父さんよりもでかいねー(^^)。

 で、釣りの方はっていうと、予想通り、良型カサゴがばくばくですよ。根の荒いとこやったから、根ガカリは多いけど、そこはスポンサードされた釣り教室、仕掛もオモリも売るほどあります。当然、参加者は仕掛使い放題なんで、私が教えたのは「根ガカリを怖がらず、果敢に底をとるべし!」。

 うまくカサゴハウスにさしかかると、ガクガクッ!とアタリがきて、20cm-30cmのカサゴが顔をだす。こりゃ面白そう。

 で、教室の方は、マンツーマン。シマノやサンラインのメーカーのベテラン釣り師が、ひとりひとりにコーチするんだから、釣れないはずがない。そして、しばらくすればえさ付けから取り込みまでマスターしちゃった。

 こうなると教える方も時間的余裕がある。

 「ちょと釣りしましょか?^^;」「そうですね^^:」てな具合で、余っていた道具で仕掛を下ろしてみた。

 ほぼ入れ食い^^;;.

  本気で釣るとカサゴいなくなっちゃいそうなので、5尾でおしまいにしました。

左写真: こんなでかいの。

 たまに釣れるのが、コクチフサカサゴ。こいつは背びれの毒が強いんで、気をつけないと。

 バスもちにして針を外してリリース。

 外道には、おっきなクロメバル、キュウセンの♂と美味しい魚も入った。

 

左写真: どんだけ〜ぇ

 予報は雨とかぬかしてたらしいけど、大外れ。ぜんぜん雨の降る気配なし。風もなくって、海は静か、絶好の釣り日和です。

左写真: 餌の提供は、宇都宮水産さん。綺麗にカットしたサバの切り身をご提供。メーカーだけでなくって、餌屋さんもスポンサーになってくれています。まさにいたれり付くせりの教室なんだけどなー。

 底のトレースの仕方、船が流れた時の根のかわし方、アタリがでてからの食い込ませ方。じつはカサゴ釣りにもいろいろポイントはあります。

 実際に魚が多くてアタリも多いので、こちらが教えたことがすぐに実践できる。さらに子供は覚えがいいので、教えたら次は自分でやる、よい循環になってます。

左写真: 今日のタックル提供はシマノさん。リールはアクシスやベイゲーム、竿はライトゲームやベイゲームなど、売れ筋タックルを貸してくれました。いま流行のライト五目のロッドが、カサゴつりには最適ですね。わたしゃアルファタックルのテスターって立場なんだけど、この日は垣根なしのピースフルな釣り教室ということで、シマノさんの貸し竿で釣りしました^^;;。

  わたしは探見丸の反応みながら、スッテを出してこっそりとマルイカ狙いなんかしてみたけど、マルイカは不発でした^^;。

 けっこう小魚の反応があります。イワシのでっかい反応もしばしば。

左写真: 「プロの人でも写真とるの苦労してますよ」とメーカーの人が言うのもなるほど、どの角度からとっても反射しちゃいます。わたしの顔が映ってる^^;。

カサゴは反応はでないけど、底の状態がよくわかるので、これはこれで面白い。子供よりもお父さんの方が魚探に興味を示してました。

 そして、無事終了。クーラーの中はカサゴでいっぱい。ふつーはこんなサイズがこんだけつれないよー、てな具合の釣果でした。

 港に帰ってからは捌き方教室が開催されました。美味しいカサゴの刺身や空揚げ、煮付けを食べてねー。

左写真: 本日も恒例の港清掃を行いました。しかし、ゴミが多いよね。釣り糸とかが平気で捨ててある。今回は私もフルパワーで拾いまくりました。

 そんなこんなで楽しく終わった、親子deエンジョイフィッシングの第3回。

 年内に残りあと7回開催されます。

 この機会にぜひ参加して欲しいなー、親子じゃなくてもカップルでも友達同士でもいいんだけど、どうも名前から親子じゃないって思われちゃってるのかもしれないな。

申し込みは↓から

 http://www.umitsuri.jp/

左写真: 実はこれ、かなり珍しい写真です。普段は江奈の堤防から出船している新徳丸が、本日は松輪漁協の前に係留。人数が揃えば、間口の喜平治丸もここに入港というダブル珍しになるとこでした(^^)。

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