ヤリもスルメも両方楽しめる欲張り釣行

腰越・森健丸 2007/09/09(Sun)

 木曜日には台風9号が小田原に上陸、西湘バイパスを破壊して関東直撃コースをとりました。金曜日には東北地方に抜けていたので、台風一過の良い凪になるかなと思ったけど、吹き返しの南西風がなかなかやまない。けっきょく金曜日は三浦の船は避難港に行けず、船を出しにいったのは土曜日になってから。したがって、この日の日曜は台風通過後の初出船でした。

 今シーズンは相模湾では早くもヤリイカの模様があり、けっこう数がでている。スルメも当り年で、こりゃ欲張ってもいいかな?という感じ。

左写真:透き通るビューティフルボディのヤリイカ。

 イカの宿はたくさんあって、わたしの場合、あっちこっちに顔を出しているのだけど、前から乗ってみたかった森健丸へ。かなり前に乗せてもらったことはあるのだけど、もう15,6年前のこと。最近は、森健丸のイカの常連さん、yaccoさんがスーパーな釣果をだしている。一度その技を見学に行きたかった。

 しかしこの日はyaccoさんお休み。帰港後に港で偶然会えたけど^^;。というわけで、この日は一人で黙々とイカ釣りでした。それもまた良しですが(^^)。

 台風でずっと休んでたので、船長も模様がよくわかんない、と正直^^;。 わたしとしてはヤリイカが欲しかったので、11cmツノのブランコ7本仕掛を選択。スルメばかりなら、14cm直結10本にチェンジする準備でした。

左写真: スルメノ沖干しは好天の日に限ります。

 さて、出船。釣場までは比較的早くついたけど、もやっていて場所がわからない。船長の指示水深は110m、底から10mまで探ってとのこと。

 最初の流しから、ヤリイカ、スルメイカが混じって顔をだしてくる。群れも濃いようで、流しっぱなし。

 西風が吹いた後はイカが固まる、という超有名なパターン通り、イカはゴキゲンです。

左写真: 中央のウキスッテは効果ないのですぐ交換。右に写っている金具はヨリトリ。

 昼近くになると晴れてきて、岸が見えてきた。江ノ島も近い、長井沖かなと思ったけど、もっと近く秋谷沖でした。水深は110-130mで、この深さなら楽々。

 朝のうちの好乗りは日が高くなってくると収まってきたけど、それでもポツポツと乗りは続きます。

 スルメイカは3点、ヤリイカも3点掛けがこの日の最高。どうも時間を置くと追い乗りさせる感覚は鈍りますね。

左写真: この日のタックルは、長井のりのり倶楽部のロッドにシマノのEV1000。このタックルもだいぶんレトロになりました。ポラリス300は直結タックルでスタンバイさせておいたけど、この日は出番なし。

 この日の釣果は、ヤリイカ15杯、スルメイカ14杯で、トータル29杯。型もよくって満足な釣果です。

 さすがに常連さんは釣ります、57杯。船の釣果は7-57杯で、ヤリイカは4割くらい。

 今年は魚影の濃いスルメイカ、もうしばらくはヤリイカに混じって楽しめそうです。2種類のイカが楽しむには今がチャンスです。

左写真: 腰越港の森健丸。大型船なので釣り座はゆったり。

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