下浦沖のタチウオ |
川崎・つり幸 2007/10/13(Sat) |
夏の間に浅場で釣れていたタチウオは、秋になるといったん深場に落ちて、ひとやすみ。さらに水温が下がってくるとまた湾奥に突っ込んでくるんで、いま取材をしとけば、ちょうど食いが上向くころに紙面に載る、というのが雑誌取材のポイント。釣れてるものを釣って、紙面に載ったときには終わってた、というのは読者にとってあまり有用な情報にはならない。で、不調な時期ながら、タチウオ取材とあいなった次第。お邪魔したのは川崎のつり幸さん。
左写真: 産業道路脇から出船。今回はタチウオ船だったけど、他にライトアジ、半日イイダコ、マダイなど、乗合のメニューは豊富です。
このところの成績は、手がある人でツ抜けというところ。まあ、タチウオは10本も釣れば食べるに十分な魚。でも、数が出ていないとなかなか釣り人の出足も鈍いです。
つり幸では、タチウオはルアーと餌釣りと分かれて出船なんだけど、この時期は釣り人も少ないので一緒に乗船。餌釣りはわたしだけ、他の人はルアーで、四隅に分かれたんで、オマツリは一度もなかったです。
左写真: ライフジャケットは無料で貸出してくれます。
釣場は下浦沖の80-100m。反応は薄いので、探りながらあたりを出す作戦。
底からデッドスローのリトリーブで、あたりがあってもそのまま巻き続け。ラバージグと一緒の釣り方。疲れるので竿は動かさない、アクションもつけないズル引き。アタリは多いけど、食い込みが悪いのもこの時期の特徴。ゆっくりゆっくり引っ張って、タチウオになんとか針まで餌を飲み込んでもらうようにして、数を伸ばします。
左写真: タチウオの型はまずまずで、ネクタイサイズは混じりません。
で、終わってみれば17本と、この時期にしてはまずまずの釣果でした。調べてみたら、タチウオ釣りは2年ぶり。年に一度はやりたい釣りです、タチウオは美味しいから。
詳しくは、つり丸の11/15号で紹介します。
左写真: 一荷もあります。2つ掛かると重量感は相当なもの。