海の厳寒期 もっともディープなアオリの時期  

  2月はインフルエンザに掛かって釣りにいけない週末があったりで、ちょうどひと月ぶりのアオリ釣り。3月になり、陸には陽気の良い日が増えてきたけど、海の中はまだ真冬。一年のうちで一番水温が低いのはこの月です。

 前日には雪が降り、横浜では10mmの積雪を記録。朝の凍結がやだなぁと思っていたけど、ちらついた小雨のせいで路面コンディションはグッド。いつも通りに野毛屋へ向かいました。

上写真: そこまでやるか?^^;の超長竿。潮上でしっかりと本命の他に、スミ、マルを釣っていました。

 さて、野毛屋といえば、もう釣り人は長竿オンリーと呼んでもいいかもしれません。この日も2mの準長竿の人が一人のほかは、すべて長竿を使っています。片舷6人ほどで、私は右舷の胴へ。

 水温最低期にあって、アオリも深場に落ちています。場所は久里浜〜鴨居沖で、この日の最深棚指示は78m。水深は83-84mという場所です。さらに90m以上の場所も攻めることもあり、一昔前のアオリ釣りでは考えられなかった釣り方。

 こういう時期こそ、長竿が威力を発揮します。従来のアオリ竿では、餌木にアクションを与えることができません。長竿を十分にしならせ、その反発で餌木を躍らせます。

 この日は長潮で、潮の動きがあまりよくない日でした。上潮はそれなりに動くんだけど、潮がたるいせいで潮先有利の傾向がはっきりでちゃいました。両ドモに乗りよく4杯と3杯でワンツーフィニッシュ。

 しかし、釣れないのを席のせいにはできないのが長竿のアオリ釣り。胴の間でもぽつぽつと型がでます。しかし、私には本命の乗りがこない、時合のあるなしに関わらずビリビリとしゃくりまくるも、乗ったのはマルイカのみ、無念のボーズでした。まぁ、こういう日もあるのが釣りですから、残念^^;。

中写真: この日の私のおみやげ、マルイカ。船ではアオリ15杯を含む五目釣り(アオリ、スミ、ヤリ、マル、ムギ)でした。

 釣れなかった原因を考えてるんですが、この釣り、まだそこまでわからないです。餌木の選択もあったかもしれないし、しゃくりのインターバルも関連しているのかもしれない。長竿アオリ、まだまだ経験値が必要のようです。

 最後に野毛屋HPの勇治船長の今日のコメントを拝借。

匹 数 0〜4杯 船中15杯 大きさ 0.5〜1.4kg ポイント 大貫
コメント  
「雪降ってアオリちゃん固まる」って言う諺は、やはりありませんでした。雪の影響で出船が心配される中、出船できたのは良かったのですが、アオリちゃんのノリがイマイチでした。浅場から深場までやりましたが、長潮で潮があまり流れなかったのが、一番の原因だと思います。明日からは若潮なので、午前中は上潮が流れると思いますが、また雪の予報が出ているので、天気予報を良く見てお出かけ下さい。よろしくお願いします。なお、今日は外道がよくでました。マル、ヤリ、スミ、ムギ、と多彩でした。明日もこんな感じだと良いですね♪ 若返ったキャプテン勇治。

下写真: Ambassadeur2500Cに新品ライン(某社新製品サンプル)を巻いて使用。軽さが長竿アオリとの相性は良いです。

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