春の超大型狙い 金沢八景/野毛屋 2005/05/04

  例年ならとっくに終了している野毛屋のアオリ乗合ですが、今年は5月になっても続いています。長竿釣法の登場で、大型アオリを狙うモチベーションが高いのと、数はでなくても一発大型狙いを!という釣り人がいるのが理由でしょう。

 とはいえ、さすがにこの時期になると釣り人は減ります。朝6時過ぎに船宿に電話してみると、アオリのお客さんはまだ2人だけとのこと^^;。このところ好調に大型を食わせているマダイ船に乗ろうかどうか迷ったんだけど、まあ、今年はアオリにとことん付き合おう、てなことでアオリ船へ。釣り人は4人とさびしく出船して、剣崎沖直行コース。コマセダイ船団の脇のところを終日攻めました。

上の写真は、松輪瀬コマセダイ船団。この中にアオリもいます。

左写真は、この日の最大の1.8kg。写真の釣り人は、良型ばかりを揃えて3杯。もちろん長竿使用です。1.8kg乗せたときの竿のひん曲がりはすごかった。

開始 してしばらくして勇治船長から「俊之の船入れ食いだってよ」。俊之船長のウィリー船はハナダイ不調のため、一時的にコマセダイスタイルでマダイ狙いしてます。くぅー、あっち乗れば良かった、と思っても後のオマツリ^^;。

乗りがなかなか訪れないなか、最初に乗せたのは右舷のミヨシ。どかんと目測1.2kgの良型。次いで乗せたのは私、どかんと…こなくて、上がってきたのは500g^^;。まあ、贅沢は言えない、型みて一安心です。

左写真: 野毛屋のタイ船。この日は客少ないながらも、0.5-1.7kgを船中9枚。他船が苦戦している中、剣崎沖の別ポイントを単独で攻めたのが成功したようです。俊之船長、昨日のメバルから魚運ついたか?

 アオリの乗りはぽつぽつ。流し替えを繰り返して、忘れた頃に乗ってくる、という展開。ひたすら長竿をしゃくって、いつくるかわからない乗りを待つと、左のトモ、左のミヨシに良型アオリ。そして次は私の番。どかんと…またこない^^;、ちょっと大きくはなって700g。次のも700g、なんでわしのだけ小さいんだ!???^^;;;

 最後に、最初に乗せた釣り人が竿を折れんばかりに曲げて上げたのは1.8kg。けっこう大きくて、ぱっと見2kgあるかなと思いましたが、2kgの壁は厚い(^^)。

中写真:この日の釣果。どういうわけか私にだけオータムサイズでした。まあ、贅沢いったらバチあたるんだけど、2kgオーバーを釣りたかったのは本音^^;。

良型揃えた人は4.5号の餌木を使っていました。 対して、キロ以下ばかりの私は4号。極端に分かれたのは餌木のサイズのせいかどうか?今後の探求材料です。さて、例によってこの日の勇治船長のコメントを。

匹 数 0〜3杯 8杯 大きさ 0.5〜1.8kg ポイント 大貫
コメント  
本日も剣先直行便でした。結果はお客様4人で3杯、3杯、2杯、0杯でした。型も1kg以上が5杯でした。明日は、大貫〜竹岡方面を攻める予定です。もしかすると、剣先方面へ行くかも知れません。潮が少し流れてきたので、近場から様子を見ようと思いますので、宜しくお願いします。若返りたいキャプテン勇治。

ところで、この日のアオリを捌いたら、胃の中から左の写真のオキアミがでてきました。まわりにはタイ船が多く、コマセのオキアミをアオリイカが食っています。

 ヤリイカなんかは、やはりオキアミコマセに付くことがあって、ウィリーの針にオキアミを刺してヤリイカに食わせて釣ったこともあるんですが、アオリイカもオキアミは好物みたいですね。今度、餌釣りでやってみようかな^^;。

 ただ、全部のアオリがオキアミ食っていたわけではありません。左の写真はもう一杯の腹の中。イワシのミンチが入っています。この日の剣崎沖は、シコイワシの反応が真っ赤っかの状態、当然ながらイワシはアオリの好物です。 このイワシの反応の中にマダイがいたり、これからはカンパチやワラサは入ってたりするんですよね。そろそろ夏です。

さて、野毛屋のアオリ乗合もいよいよ終盤です。今シーズンの最大サイズは2.6kgですが、ぜひとも3kgを釣って有終の美を飾って欲しいもんです。勇治船長曰く、「来週の潮のよい時に竹岡を攻めてみて、そこの釣れ具合によっていつまでアオリを続けるかお決める」とのこと。その後は秋までしばらくアオリ船はお休み。その間はエビタイ船が出船します。

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