'06スタートは潮利かずボウズ   2006/01/09 金沢八景・野毛屋

左写真:この日の釣果、マルイカ

 右写真:出船前の平潟湾。今日は良い凪になりそうです。


 2006年の初アオリ。昨年はこの時期に連続で取材釣行をして、良型連発だったんだけど、今年はちょっと模様が違います。 1月6日に1.3kgが出たものの、型はキロ以下が主体。トップの数も2杯がほとんどと数もでません。 釣り人も少ないので、それなりにみな型はみているようだけど、長竿を起こせなくなるほどの良型はまだ顔をみせてくれません。

 勇治船長は、この日のコースは竹岡沖に設定。ここしばらく攻めていないので、期待が持てそうなポイントとのこと。 風はそう強くはないんだけど、とても冷たい北風で、体の芯から凍りつくような寒さでした。

 まずは上から27mで開始、しかし乗りなし。徐々に深いところを探っていくも、船中沈黙…こりゃまずいかなー...。 潮色は真っ青に澄んでいます。長潮なのでトロリと上げに流れていて、表層水温は11度とかなり低め。 アオリの活性があまりよくなさそうな海況です。 昼になり、ディープエリアの探索開始。棚は海面から中オモリまで75m。水深は80mほどです。 久里浜沖の深場かけ上がりで、昨年は相当の実績があるポイント。 しかし、本命アオリからの乗りはなし。代わりに遊んでくれたのがマルイカでした。群れに当たったようでぽんぽんとあちこちでマルイカが上がります。

 深場は諦め、久里浜沖下浦寄りに移動。ここでやっと本命アオリの型がでます。しかし、その後はヤリイカ、スミイカは上がるものの、本命は後が続かず。

 航路脇、鴨居沖、観音崎沖と細かく探るも、その後の盛り上がりはなく沖上がりの時間を迎えました。勇治船長も、今日の活性では打つ手なし。

左写真:この日も全員長竿。脇ばさみしゃくりをすれば腕力の弱い女性でも餌木に確実なアクションを与えることができるのが、長竿釣法のメリットのひとつです。

 今年の中ではもっとも不調な日にあたってしまいました。なんか年末も最悪の状況にあたってしまったんだけど、まあ仕方ない^^;。

 潮色、水温、潮の動き、なにかわからないんだけど、アオリが気にいらないファクターがあるようですが、原因はアオリに聞いてみないとわからないところ。

 明日から若潮で、潮の満ち引きが変わればまた状況に変化があるでしょう。 冬場ディープエリアの大アオリのシーズンはまだこれからですから。

下写真:最近のお気に入りカラーの腹金トリオ^^;。澄み潮にはこういったシンプルな色の組合せでローテを組むことが多いんですが、この日は本命不発でした。


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