F3.5 652 L/P-A 零弐 使い倒しシリーズ 第6回
ターゲット | マルイカ | 船宿 | 鴨居・きよし丸 | ||
釣行日 | 2006/03/11 | 釣り場 | 久里浜〜剣崎沖 |
F3.5 652L/P-Aに電動リールを組み合わせたのは今回が初めて。80号オモリで50-70mの水深を攻める春先のマルイカ釣りです。 |
鴨居のきよし丸では、今年はいつもより早めにマルイカ乗合を開始しました。きよし丸の守備範囲は鴨居沖、金谷沖から、剣崎、富浦沖まで。ここらへんの春のマルイカは良型が揃うのも特徴です。
今回はF3.5
652L/P=Aに初めての電動リールを組み合わせてみました。リールはシマノの電動丸1000EV。スリムなロッドに対して、連動リールはちょっとアンバランスで頭でっかちの外見ですが、使い勝手はなかなかグッドです。
年々新しいモデルが登場するもんで、ウキスッテの数が増えてしまって困りますね(^^;) |
昨年、LO-01でマルイカをやった時は、夏の浅場なので、オモリは60号。LO-01だと60号でもちょっと負け気味なんですが、パワータイプの652では、80号オモリをしょわせて誘いをかけるのはまさにぴったりの感じです。
80号をしょわせて置き竿にしたときのF3.5 652L/P-Aのしなり具合です。重すぎず、軽すぎずでちょうど良い感じ。 |
これじゃ釣りにならないんで、小田船長は剣崎沖に移動。ここで群れをつかまえて、私の竿にもマルイカからのツンツンコールが到来しました。
じわーっつと竿先を上げてから、そろーっとリールを巻いて、追い乗りのお祈りをします^^;。
バケツで泳ぐマルイカ、透き通っていて綺麗です。きよし丸では海水循環パイプで沖上がりまでイカは元気。 |
時合は短くて、この後は潮がぱったりと止まって、反応もさっぱり。
きよし丸は探索モードで群れを探しますが、なかなか見つからない。天気はむちゃくちゃよくて、快適なクルージングでした。しかし、HPのコメントをみると、この時は小田船長の心の中は雨降りだったそうです(笑)。
まあ、こういう時にはじたばたしてもしょうがないとのんびり構えてました。午後になって、久里浜沖に戻ると、上げ潮がきいてきたせいか、反応がぽつぽつあったみたい。
F3.5 652L/P-A のロゴ。零弐はサムライグリップで、精悍なデザインです。 |
ウキスッテ仕掛けのマルイカの場合、竿の操作で重要なのは「止め」の時間を作ることです。この止めの時間が、マルイカが触る時、スッテにおさわりがあったら、優しく竿先を持ち上げて、イカをスッテに乗せるのがF3.5 652L/P-A零弐にあった釣り方。
80号のオモリをしょって、微妙な誘いをかける、とめる、そしてイカのタッチを感知して針にのせる。これらの一連のアクションを、F3.5
652L/P-A零弐は、そつなくこなしてくれました。
ツノマットはあると便利。船には筒型の投入器も用意されています。 |
終わってみれば、船中釣果は1-8杯。これまでトップが20杯前後の日が続いていたので、少し見劣りする釣果でした。でも、この日は潮が悪かったせいか、東京湾も相模湾も軒並みマルイカの不調デー。ボウズがでている船がけっこうあるくらいの不調さでした。その中ではきよし丸は健闘した方でしょう。
名は体を現す、まるっこいマルイカです。 |
きよし丸のメニューは、デフォルトでマルイカ、ムギが入ってくればそちらを狙うので、11cmプラヅノの用意も忘れずに。そして、夏が近くなれば剣崎沖のスルメ狙い、またはエビタイになるかも。
ムギイカであれば、F3.5 652L/P-A零弐は相応のパフォーマンスを発揮してくれそうです。