テクニカル系釣りの最右翼に位置するウィリーシャクリ。これまでなかなか良い時期に取材チャンスがなかったんだけど、今年は来ましたよ、良い時期に。

　ただいま下浦沖は、大型ハナダイ回遊中。秋の産卵期にあって、真子もったぺっぴんさんや、白子もったデコッパチが竿を絞り込んでくれてます。もちろん数も出て、良い日は30尾オーバー。

　気合を入れて、仕掛けを作って、いざ野毛屋へGo。

左写真：　朝から雨模様。もやいを解いているのは黒川俊之船長。

　しかし、この日は雨予報。まあ、予報だからきっと外れるだろうと思っていったら、大当たり^^;。雨はざんざか、北風びゅーびゅー、こりゃまいった。

　まあ、釣りするだけならいいんだけど、写真が撮れない。風でレンズに水滴がついてしまう。レンズを手で隠しながらだましだまし撮影するしかない。せっかくの防水カメラなんだけど、レンズに水滴ついてノイズが写るんなら意味ないじゃん^^;.

　天気は悪くてもハナダイの反応は上々。朝のサービスタイムは写真撮影に専念。けっこう良型がぽんぽん上がります。

左写真：　これが25cmくらいかな、このところの平均サイズ。

　必要最低限の写真を撮ったところで、釣り開始。アタリは相当に良いのだけど、バラシも多い。ミヨシの席は上下動が激しいんで、合わせのタイミングが難しい。

　あげくの果てには大型バラシも連発。しゃくりの技術も、合わせの技術も、やりとりの技術も、すべてが落ちています。一年に一回の釣行じゃダメだな^^;。

　釣果としては十分なんだけど、こんな悪条件の日だけを紹介するんじゃどうもね、とうぜんの如く、翌日にリトライです。予報は明日も雨だけど、今日あたったら明日は外れるだろう(^^)

左写真：　この日の釣果はハナダイ7枚。この他に30cmほどのマルアジが20尾、ぶっといマサバが3尾でした。

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