'05竿納めは長竿アオリで   2005/12/30 金沢八景・野毛屋

 2005年も終わりに近づき、今日は納竿釣行、やっぱり最後は野毛屋で締めないと(^^)。

 クリスマス事故で車は使えないので電車釣行です。上大岡までバスに乗って、そこから金沢八景までは京急で10分ほど、近いので楽々。30日は竿納めの人々で結構賑わう日でもあります。乗合3隻ともまずまずの人出で活気があります。

 さて、久里浜沖から開始で、朝のうちは下潮が流れる状況。2流し目に左のトモでヒット。同じ流しで私にもズッシン!長竿を気持ちよく引っ張ってくれて800gほどの本命ゲット。

 しかし、この後がぱったり。結局沖上がりまで変調な潮に悩まされることになります。釣果を先に書いておくと、この後に左前で1杯上がって、それっきりになってしまいました。理由は後述。

上写真: 朝日を浴びて透き通るアオリイカ。これが今年最後の釣果です。

 不調の原因は潮の色と温度。潮は真っ青に澄んでいました。なので、この日は私は最初から澄み潮のローテーション。最初に選んだのは背が緑、腹が金の餌木。これが功を奏して、2流し目の1杯につながりました。しかし、その後がさっぱり、餌木の色をあれこれ変えても効果なし。単に潮が澄んだだけだと、こんなに乗りが悪くなるのは変です。昨日まではやっぱり澄み潮ながら、船中10杯以上の釣果がでていたんだけど、この日はダメダメ。その原因はどうやら水温にあるようでした。

左写真: この日のローテーション、腹金中心の澄み潮バージョン。朝に乗せたのは右側の餌木。その上の黒いの(アオリーQブラックタイガー)が登場している時は、餌木チョイスに悩みまくっているという証拠になります^^;。とにかく、周りも乗らないので、情報が少なすぎでした。

 かたや水温のほうですが、これが沖から差してきた潮のせいで急上昇。13度だったところが18度になってしまったようです。こうなるとイカだろうが魚だろうが、御機嫌斜めどころか御機嫌急斜面状態。手のうちようがありませんでした。

左写真: 釣果が悪いので、太陽が野島の脇に沈む頃まで頑張りました。船長も釣り人もお疲れさまな日でした。

  ところで、エイテックの海人餌木シャクリ300ですが、つり丸の製品紹介欄に乗ったりして、勇治船長にも問合せがけっこうあるそうです。

 この餌木シャクリ、勇治船長の評価は「強すぎ」。なので、むやみに勧められる竿ではないので、勇治船長も回答に悩んでいるとのこと。

 餌木シャクリ300については、ここの紹介ページでも書いていますが、ロッドのパワーについては好みが分かれるところです。例えば、従来のメバル竿のような胴がしゃくりに負け気味の方が、慣れない人にはしゃくりやすいし、疲れないかと思います。勇治船長には「私(やTERUさん)には気を遣わないで、《海人餌木シャクリ300は強すぎ》と回答してくださいよ」とi言ってあります。

 バットパワーの強い海人でびりびりとしゃくり倒すには、ちょっとテクニック、というか力の加減の調整が必要かもしれません。言わば、じゃじゃ馬を乗りこなす、というかお転婆娘を手なづける、と いうか…。竿のパワーをうまく制御してやれば、ちゃんと期待のアクションを表現してくれるんですが、こういう使い方は万人向けではないかもしれません。

それはともかく、2005年の釣りも終了。しかし、年明けからもアオリシーズンは続きます。これからは深場、そして乗っこみと続き、でかアオリが顔を見せてくれる時期です。来年は記録更新したいなー。

下写真:シーサイドラインの脇に船が3隻係留されています。第二忠丸は健太郎船長のフグ乗合、第三忠丸は俊之船長のウィリータイ乗合です。


inserted by FC2 system